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＠大手町 日経ホール(2014/12/27 1ステージ)
https://www.nikkei-hall.com/
全指定4000円
宮治「看板のピン」枕9+噺12分
桃太郎「春雨宿」枕15+噺16分
権太楼「言い訳座頭」枕7+噺33分
仲入り14分
鯉昇「蒟蒻問答」枕10+噺21分
さん喬「芝浜」枕7+噺43分
2014/12/27(土)晴 1:30-4:38PM(1'33/休14/1'21)中段中央 客席ほぼ満員(600人?)
客層：中年層中心に幅広く。男性過半数。
客入れ：折り込みチラシそれなり。パンフ A5 3ページ。物販。おまけ付きで
東京かわら版販売。
宮治「看板のピン」
枕。協会違いでアウェー感、客席が冷たいと燃える、興奮する。子供がスーパー
ルーキー、言われていないことを幼稚園の発表会や運動会でする。
お話。古参親分が仕掛けた賭博の手管に感心した与太郎、早速真似てみたが。
勢いだけなく、語りも巧い。落語どまん中の面白さ。
桃太郎「春雨宿」
枕。師匠と公演旅行、必ずしも師匠のことが好きではないという話。
お話。近場の宿をとるが、田舎で言葉は通じない、風呂は屋外、味噌汁は変な味と
とんでもない。
フラットにすーと語り、脱力ぶりに苦笑ねこ。
権太楼「言い訳座頭」
枕。昨日、協会の寄り合いでさん喬が賞をもらった。国際交流功労賞をもらった
ことのねぎらい。おかみさんがその賞金額を聞いたとたん食らいついてきた話。
お話。大晦日の掛け取り撃退がため、口が達者な座頭に頼んだのだが。
情熱的な語り口で、座頭と商人のバトルと、間に困惑する長屋夫婦をくっきりと
描き。ねたも嵌まって、なにより巧い。
鯉昇「蒟蒻問答」
枕。飄々とお惚けに自虐ネタ。物忘れが酷くなって、落語をハミングでごまかすとか
お話。調子のいい怠け者、住職にありつくがある日、旅の修行僧が問答を挑んできて
さあどうするか。
悪い奴やつらもさらっと語り、テンポのよい語り口で面白く聞かせ。
さん喬「芝浜」
枕。祝い事では宴会という話。
お話。飲んだくれの亭主が拾った大金を夢と偽り、立ち直らせた妻。夫婦愛の物語。
家族、子供、仕事への愛情の程を盛り込んで、こってり仕上げ。たまに観るとぐっと
くるねこ。
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