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＠下北沢 北沢タウンホール(2015/01/14 1ステージ)
https://kitazawatownhall.jp/
全指定 前売2500円 当日2800円
トーク 馬るこ、萬橘駒次、前座2人、広瀬和生 9分
金原亭駒松「厄払い」12分
三遊亭萬橘「代書屋」枕12+噺16分
古今亭駒次「鉄道戦国絵巻」枕8+噺13分
仲入り10分
鈴々舎馬るこ「初天神 由来」枕11+29分
2015/01/14(水)晴 7:00-9:03PM(1'13/休10/40) 客席3割（70人）
客層：中年中心、時々30才代。男性7、8割。
客入れ：後方半分空席、前方が埋まってるからそこそこ嫌みはなし。折り込みチラシ
それなり、パンフA5 3ページ。物販。関連チケット先行。
・トーク。満幅が正月からずっと風邪、近寄るなと阻害されて怒り。今日のお客さん
は風邪を引かないタイプと言い出して、失礼だろうと窘められ。ゲスト、鉄道落語
の駒次さん紹介。着物の紋が電車マーク、東急の緑色旧車両型。それ風ということで
お願い。
・金原亭駒松「厄払い」
お話。厄払いで小遣いかせぎと与太郎は街へ行くが。
ほどよく深みのあるいい声、心地よくきくねこ。
・三遊亭萬橘「代書屋」
枕。年男、げん担ぎのこと。子供に鉄道の番組を取り溜めたDVDを与えていたが、
大人のつまんないやつがみたいと言い出すようになった経緯。消し忘れAVがでて
母親が行った言葉を覚えての注文。いまは見られなくなった職業。
お話。代書屋に来るのは変わり者の客ばかりで。
パタパタとバカに振り回される様をさらっと語り、くすくす笑いを誘い。何度か
鼻水をかんでちょっと情けない。
・古今亭駒次「鉄道戦国絵巻」
枕。いろいろな場所で高座。着物がいい匂いといわれたが、柔軟材のおかげ。
最近の親がつける子供の名前がやばい。当て字が特にまずい。実は趣味は野球、
鉄道を離れようとしたが、メンバーが鉄道関係だったというオチ。
お話。東横線線がＪＲに寝返った。ＪＲもろとも潰してくれんと日頃不満を抱く
東急７人衆が結集。同じ穴の狢な西武新宿、京成線に呼びかけ、奇襲をかけたの
だが。
虐げられた境遇やら、弱小の悲しさをベースに小ネタ満載。擬人化もはまって、
ギンギラ太陽'S。中年男性におおむねイチイチ大受け。ラストでは新幹線との
スピード勝負、普段から出しすぎの京急が一番手の助っ人で、二番手が想定外の
あれという荒唐無稽。大いに楽しませてくれ。
４鈴々舎馬るこ「初天神 由来」
枕。志ん駒師匠のこと、よいしょのといわれ、旦那衆からの頂もので悠々暮らして
いた。目上のことは忘れないので、下はまったく覚えない。昨年回顧。
初天神を改作、楽でいいやと始めたらほとんど新作になった。最後までできるか。
お話。いろいろと父親におねだりする息子。あれこれうんちく、まぜっかいし。
菅原道真の生涯と奉られるに至る訳を父親は長々と講釈。
やたら細かくて、やらばやるほど変でおかしいという。父と子の会話、生意気な子供
という原作の骨子は守って、落語な会話のおもしろさはきちんと。他の高座も
見てみたいねこ。
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