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 ぎやまん寄席 湯島天神編(第55回)「扇辰・喬太郎ふたり会」

 @湯島 湯島天神参集殿(2015/02/05 1ステージ)
 http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm
 木戸銭3500円 前売り・予約3000円

 なな子「みそ豆」11分
 喬太郎「蒟蒻問答」枕15+噺15分
 扇辰「たちきり」枕11+噺33分
 仲入り16分
 扇辰「紋三郎稲荷」枕5+噺12分
 喬太郎「真景累ヶ淵 宗悦殺し」噺29分

 2015/02/05(木)雨 8:49-9:17PM(1'25/休16/47)後方上手 客席9割(180人)
 客層:中年男女中心、20-30才代女性結構。男性過半数。
 客入れ:最後尾3列に空席。チラシ少々、パンフなし。

 なな子「みそ豆」
 お話。落語にはいろいろなオチがある。味噌豆をつまみ食い、こっそり食べられる
 のはで、主従が考えたのは。
 小僧がカワイイなあ。

 喬太郎「蒟蒻問答」
 枕。この場所で落語家の祭り、しゃらくさいを予定。自分が委員長なのでよろしく。
 落語協会の理事だが、役職でなく係り。会長の市馬が配っていた名刺が実は。
 嵌まっているJRのウルトラマンスタンプラリー、JRのあこぎさ。
 お話。にわか住職のもと禅問答で挑む旅の僧。さてどうしよう。
 「殺せ」がピカレスク、小悪党がまた上手い喬太郎。
 
 扇辰「たちきり」
 枕。喬太郎が忘れた語りを一気呵成にして拍手(袖から喬太郎、勉強し直します)
 雨男はだれ、自分か。女性客がいると、寄席であとの出だとモチベーションが上がる。
 お話。廓通いが過ぎて蔵に閉じ込められた若旦那。放免されて贔屓の子のもとへ
 いったが、思いがけなく。
 正調の語り口でしっとりじっくり物語る優しい怪談。
 
 扇辰「紋三郎稲荷」
 枕。たちきりで陰気になっちゃった。喬太郎が陰気なら負けないと挑戦的。
 國學院は神主養成所〜稲荷信仰。
 お話。風邪を引いた武士、狐の毛皮をまとってカゴに乗るが、これを狐の化身と
 勘違いされてしまう。悪戯心から騙し通してやることにする。

 遊び心を洒落た語り口で物語って、すっきり愉快な一席。

 喬太郎「真景累ヶ淵 宗悦殺し」
 お話。按摩宗悦、金貸し副業がなにより生きがい。取り立てに出向いた侍宅で酒を
 馳走になるが、相手が酒癖が悪かったことから。
 今日のピカレスク路線、再び。陰気上等、凄みを効かせて楽しませてくれ。

 
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