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 みなと毎月落語会「さん喬・正蔵 二人会」

 @赤坂見附 赤坂区民センター区民ホール(2015/3/16 1ステージ)
 http://www.akasaka-civiccenter.jp/
 全指定 前売3000円 当日3500円

 なな子「やかん」11分
 さん喬「だくだく」枕8+噺24分
 正蔵「三枚起請」枕5+26分
 仲入り8分
 正蔵「雛鍔(ひなつば)」枕2+噺15分
 さん喬「幾代餅」枕1+噺24分

 2015/03/16(月)雨 7:00-9:07PM(1'16/休8/43)前方上手 客席6割(250人?)
 客層:シニア層中心の大人客席、男性過半数。
 客入れ:後方とサイドに空席。折り込みチラシ少な目。パンフなし。

 なな子「やかん」
 お話。しったかぶりもやり抜けば大したもので。
 調子いいね、コロコロコミックと弾む一席。

 さん喬「だくだく」
 枕。あらかじめ言っておかなかったが、2人で一席ずつネタおろしをします。
 緊張して、楽屋で女の話なんかしていません。芝居の初日と一緒と思ってもらえば。
 三ぼう噺、昔の厳しい刑罰について。
 お話。追い出されて引っ越し、金がなくて調度品が買えないからと絵で書いてもらう
 ことに。泥棒がやってきて本物と勘違いして。

 バカバトル、下らなくて愛嬌もあり。人情噺のさん喬よりぐっとラブリーで○。

 正蔵「三枚起請」
 枕。ねた降ろし、さん喬師匠に誘われたとき、ネタおろしの噺を指定されていた。
 三枚起請、居残りと(あとなんだっけ)。三平一門には東大に入るよりに難しいネタ。
 でも実は自分は攻められるのが好きなんで平気。起請について。
 お話。起請文は一人の男だけに渡す決まりなのだが、この女郎はとんでもない。

 ネタおろしのせいか、ちと生硬。でも呑気でまじめ、気のいい善人を語って、
 ほっこりさせられるねこ。

 正蔵「雛鍔(ひなつば)」
 枕。女の子一家で5月より3月の祭りの方が盛大だった。翌朝にはひな人形はすっかり
 片付けられていた。おかげで姉達は直ぐ片付いたが、まさかで戻ってくるとは思って
 いなかった。
 お話。屋敷の御曹司が銭も見たことがない、穴あき銭を刀のつばと聞いて信じていた
 これに感動した職人が自分の子供をも、余計なことを考える。
 大らかで優しい落語、まったりねこ。

 さん喬「幾代餅」
 枕。男女の生業の違い、今昔。
 お話。職人の恋煩いの相手は今をときめく高位の大夫。金をため、身分を詐って
 思いを遂げられたのだが。

 何度か聞いたけど、今日は刈り込み気味にして小気味よく語り○。

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