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＠清澄白河 深川江戸資料館小劇場(2015/05/16 1ステージ)
http://www.kcf.or.jp/fukagawa/
全指定 前売3500円
さん坊「転失気」枕なし 噺16分
さん喬「だくだく」枕11+噺26分
さん喬「突き落とし」枕5+噺31分
仲入り16分
さん喬「意地比べ」枕6+噺25分
さん喬「お菊の皿」枕5+噺22分
2015/05/16(土)晴 6:35-9:22PM(1'33/休16/58)前方中央 客席9割？(270人?)
客層：中高年中心、ポツポツ20才代。男性過半数。
客入れ：折り込みチラシ少々。パンフ B5両面。物販なし。館内に自動販売機（あと
ゴミ箱）がないホールなのでみな屋外へ買い出し。
昼に小傳次・さん助 真打昇進披露と、一門で一日公演があった模様。
さん坊「転失気」
お話。知ったかぶりで偉ぶる大人達、小僧はちょっとした仕返しをする。
いつになくたっぷりと語り、表情付け。かわいげがその分減。
さん喬「だくだく」
枕。あと五日でさん坊は二つ目昇進。自分の時は恐いというか不安だった。
大手町で四席やってへとへと、今日も四席だがやったことがない、しばらくやって
いない噺を中心に。
お話。追い出されて引っ越し、金がなくて調度品が買えないからと絵で書いてもらう
ことに。泥棒がやってきて本物と勘違いして。
より滑稽に語った印象、間合いが巧くて一層おかしみ増し。
さん喬「突き落とし」
枕。だくだくは疲れる噺。二つ目の時教わった。
お話。金のない連中が無銭で吉原で遊ぼうと悪知恵を巡らす。
結構アナーキー。落とし噺なのに下げがないという珍品。身振り手振り表情豊かに
語って楽しませてくれ。
さん喬「意地比べ」
枕。突き落とし、小さんのくすぐりを入れたり。南アメリカのブラジルもそう。
当地は剣道が盛ん、道具が高額で手に入らないと聞いた小さんが、遠征のおり、
置いていったプレゼントした逸話。噺家は強情っ張りが多い。悪強情はよくない
ことで。
お話。借金を別口で用立て、義理堅く返そうとするが、懐が楽にならない内は受け
取らないなど旦那達が受け取ろうとしない。
不条理な江戸っ子の意地の張り合いが愉快。困った顔芸がいい感じ。
さん喬「お菊の皿」
枕。最近オカルト映画を見なくなった。子供時分は怪談噺が恐くて。小さん師匠の
おかみさん聞いた、隣家の怪談について。
お話。お菊さんの幽霊見物がいつしか見せ物、当の幽霊も悪のりしてしまうという。
楽天にふざけていて素敵。臭い芝居も勘所を押さえて、より馬鹿馬鹿しくて○。
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