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＠新宿 新宿文化センター・小ホール(2015/09/14 1ステージ)
http://www.regasu-shinjuku.or.jp/bunka-center/
全指定 木戸銭3500円
らっ好「やかん」枕2+噺13分
萬橘（まんきつ）「看板の一」枕10+噺13分
白酒「笠碁」枕11+噺21分
仲入り12分
白酒「だくだく」枕2+噺13分
萬橘「甲府ぃ」枕8+噺28分
2015/09/14(月）曇 7:02-9:17PM(1'12/休12/51）中段上手 客席7割？(150人?）
客層：中年男性7割。女性は幅広く。
客入れ:平床に5列、通路、7列。千鳥配置にしてくれよん。折り込みチラシそれなり。
パンフなし。物販。関連公演。
らっ好「やかん」
枕。携帯注意。前座は気を遣う、ほっとするのは高座。
お話。何でも知ってると言われるご隠居に長屋のはっさんが根掘り葉掘り聞く。
溌剌と講談語って、若やぎ。
萬橘「看板の一」
枕。今日の2人会にお客さんはなにを求めてきているのか。白酒1人なら満員を
言われた。売れる師匠にはコンプレックスを抱く。仕事は二つあった方がいい。
お話。丁半博打、年季の入った親分がサイコロを振るが壷の外に飛び出してしまう。
当の本人が気がつかないのをいいことに、絶対当たる目で掛けたのだが。
老博打打ちのさまオウム返しするバカもの、周囲とのズレに笑い。
白酒「笠碁」
枕。萬橘ねた。名前がでてこない。勉強にならない勉強になる。趣味の話。びっくり
するほど落語好きがいる。楽屋での勝負事を禁止し、替わって囲碁将棋を奨めた
志ん朝師匠。一番が嵌まってしまったという。
お話。囲碁友男たちの大人げない意地の張り合い。
スピーディな語り口、膨らませながらも小気味よく進め。ちとマンガっぽく、極端に
走りがちな2人が愉快。
白酒「だくだく」
枕。大抵の落語は勉強にならない、なるとしたら講談由来のもの。落語のいいところ
は責任感がないところ。泥棒の話について。
お話。追い出されて引っ越し、金がなくて調度品が買えないからと絵で書いてもらう
ことに。泥棒がやってきて本物と勘違いして。
オリンピックねたとか、くすぐりが楽しい。馬鹿馬鹿しい応酬の終盤、テンポよく
畳みかけて一層愉快。
萬橘「甲府ぃ」
枕。好きな動物で男のタイプがわかる心理テスト。iPhoneが充電できなくなる
トラブルでメカ音痴ぶり再出。
お話。流れてきた田舎者、情けをかけた豆腐屋で信心、仕事に励んで養子となり、
しっかりと納まる。親の供養に里帰りをしたいというと嫁もついていくことに。
近所の衆が珍しがり、どこへと問うと「甲府(豆腐)ィ」、「お参り(胡麻入り)、
願ほどき(がんもどき)」
程よくいい感じ。情にほだされて湿ったりせず、全編さらっと笑いをまぶして○。
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