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 「夢一夜 〜一之輔・夢丸二人会〜」

 @水天宮 日本橋公会堂(日本橋劇場) (2016/04/01 1ステージ)
 http://www.nihonbasikokaido.com/
 全指定 2800円
 
 小多け「子ほめ」噺12分
 一之輔「人形買い」枕7+噺19分
 夢丸「干物箱」枕8+噺21分
 仲入り13分
 夢丸「アンケートの行方」枕3+噺12分
 一之輔「百年目」枕1+噺37分

 2016/4/1(金)曇/雨 6:45-9:01PM(1'09/休13/54)中段上手 客席1F 7,8割(260人?)
 客層:20-30才代の女性多め、落語会では珍しい男女半々。
 客入れ:完売のはずが結構空席あり。折り込みチラシ少な目。パンフ B5 2ページ

 小多け「子ほめ」
 お話。褒めれば駄賃がもらえると隠居に聞いた八五郎、子供が生まれたばかりの
 家を訪ねるが思わく通りにはいかない。
 呑気顔で安心、さらりと聞かせてなおのこと。

 一之輔「人形買い」枕7+噺19分
 枕。前座へのコメント。面立ちのこと。夢丸と幼馴染のような。瓦版に完売と
 書かれていたが大ウソつき、営業妨害だ。今朝、家に花売りのおばあさんが来た。
 おばあさんには弱いので買ったら、子供にバカ、ママに怒られるよと。
 帰りたくない。
 お話。長屋の連中で金を出し合い、祝いの人形買い。いい買い物をしたと思ったが。
 よけいなこと、知らなくともいいことを言い出す、阿呆とこざかしい小僧が愉快。
 スルスルと気持ちよく、愉快語り。

 夢丸「干物箱」枕8+噺21分
 枕。寄席になぜか客が来ない。
 お話。遊びが過ぎて自宅監禁の若旦那。湯屋へ行けといわれ好機到来と女のところ
 へ。身替わりには声色が得意な貸本屋を使うのだが。
 よく動く、ペラペラと舌もまた。快調のリズム。

 夢丸「アンケートの行方」枕3+噺12分
 枕。毛色の変わった噺を。国勢調査、労働時間で落語家の自分はいつも困る。
 お話。親と子の、会社と学校のアンケートを取り違えてしまう。
 そんなことあったら面白いねた噺。間違いの悲喜劇なり。

 一之輔「百年目」枕1+噺37分
 枕。昔のお店者は。
 お話。石部金吉な番頭、こっそり大旦那に化けて船遊び。主人と偶然であって
 しまい、翌日呼び出されて戦々恐々とするが。
 ちょこちょこと膨らまして、一層人物をいきいきと描き。楽しいなあねこ。

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