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＠虎の門 JTアートホールアフェニス(2016/04/14 1ステージ)
http://www.jti.co.jp/knowledge/arthall/index.html
全指定3600円
きいち「転失気」12分
一之輔「鈴ヶ森」枕17+噺16分
一之輔「天狗裁き」枕4+噺17分
仲入り11分
音吉「黄金の大黒」枕5+噺15分
一之輔「茶の湯」枕3+噺32分
2016/04/14(木)晴 7:01-9:17PM(1'11/休11/54)後方上手 客席9割(220人）
客層：中年層男性過半数、ついで20-30代女性。
客入れ:折り込みチラシそれなり。パンフなし。物販。次回チケット。
きいち「転失気」
お話。知ったかぶりで偉ぶる大人達、小僧はちょっとした仕返しをする。
デフォルメ入れつつサクサク語って、クスリ笑い。
一之輔「鈴ヶ森」
枕。4月の噺家は結構仕事がない。控えめだった少年時代のエピソード。女子に
押し付けられてばっかり。今日は腹を下していて、正露丸糖衣は偉い。
お話。新米泥棒が間抜けすぎて使い物にならない、朝から親方に怒られてばかり。
ぽんぽんと畳みかけてぽんぽん。阿呆が阿呆らしく、怒る親方の常識に勝つのが
愉快。
一之輔「天狗裁き」
枕。春のはなし。
お話。夢を見ていないと言い張っても、信じず聞きたがりな人達。どんどん大げさな
ことになって。
ぶっちゃけて壊した箇所にいくつか、調子に乗ったとこをテンポよく語って愉快。
音吉「黄金の大黒」
枕。一之輔師匠に偶然接近、お年玉をもらってしまった話。
お話。長屋の地面から金無垢の大黒像が出て来た。大変目出度いことと喜んだ家主、
店子連中を呼んで御馳走することに。店子たち、正式に紋付きを着て口上を述べよう
とするが巧くいかない。気持ちがあればいいと聞いて一安心、どんちゃん騒ぎが
始まってしまう。
さらっと気持ちのいい江戸弁の語り口、容姿もすらっと好青年。
一之輔「茶の湯」
枕。音吉は一服の清涼剤のような。嫌だと伝えてお年玉を渡した。いい人のイメージ
があって困る。
お話。知ったかぶりの隠居の茶の湯がとんでもない。
人格崩壊寸止めな調子の乗ったキャラ変調が楽しい一席。噺の途中で地震、JTの人が
来ないけど、ゲップが出たに場内笑い。
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