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＠池袋 東京芸術劇場プレイハウス（2016/05/16 1ステージ）
http://www.geigeki.jp/
全指定4100円
主催：サンケイリビング新聞社
立川志の麿「狸賽」10分?
立川志の輔「ハナコ」枕10?＋噺35?分
仲入り18分
立川志の輔「柳田格之進」枕5?＋噺60?分
2016/05/16(月)晴 6:35-8:53PM(57/休18/1'05）1F後方 客席満員(800人?）
客層：中年層中心に幅広く、子供は居らず。男性6，7割。
客入れ:折り込みチラシ少々。パンフなし。物販なし。カーテンコール1回。
トーク後、三本締めで仕舞。
立川志の麿「狸賽」
お話。狸の恩返し、ならば賭場のサイコロにとお願いするが。
大舞台も落ち着いて一席。
立川志の輔「ハナコ」
枕。客で演劇をみることが多い劇場。寄席屏風が似合わない、のでスクリーン状の
照明に替えた。東京都が大変、暮れから同じ事ばかりを繰り返しているよう。
日本には予めと断っておく文化がある、あれもそうしておけばと皮肉。
お話。日本旅館に泊めてみれば、女将は予めと断り、的外れなことばかりを案内。
謎めいた行動を目にして。
足下をすくってくれる外し方に笑い。実はサスペンス仕立てというサゲにほよよ。
立川志の輔「柳田格之進」
枕。海外からの観光客が買っていく本、隠れたベストセラー宮本武蔵の「五輪書」
「名こそ惜しけれ」が日本人のDNAにあるという。
お話。店の金50両が紛失。番頭は旦那の囲碁仲間・柳田に疑いの目を向けるが、
聞く耳をもってくれない。ふつふつと沸く不満、嫉妬心。番頭は一線を越えてしまう。
どこまでのシリアス、掘り下げる心理ドラマとしての一席。番頭の嫉妬心、柳田の
娘の高潔さなど、見応えのある講談か劇画かと表現語り。サゲは番頭と娘の婚姻と
おとぎ話で無く、現実に根ざしたもの。渋い。
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