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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2016/05/25-06/05 18ステージ)
http://www.komaba-agora.com/
一般 前売3500円 当日4000円 割引 オープン3000円(5/25,26)
グループ3000円（3名以上) 学生2800円 リピーター2500円
作・演出：春陽漁介 舞台監督：鈴木拓 照明：安永瞬 音響：ひのだい
音楽：Brightwin 舞台美術：仁平祐也 宣伝美術：Bumper inc.
スチール撮影：丸山智子、滝沢たきお スクリプトアドバイザー：安東克人
制作：森ゆか里 物販：萬田拓未 企画・製作：In All Directions
出演：
板橋廉平 ：渡九（ワタリヒサシ 大学生 引きこもり）
村尾俊明 ：渡六彦（ワタリムツヒコ 主夫）
石田雅利絵：渡三代子(ワタリミヨコ 製薬会社勤務）
杉浦実佳 ：渡十八（ワタリトワ 娘）
榊木並 ：高樹一美（夕力ギカスミ 三十路の独身女性 エステ嵌まり）
佐瀬恭代 ：相良千尋（サガラチヒロ 独身女性 一美友人）
工藤佑樹丸：長谷川五樹（ハヤガワイツキ TV局AD）
森島縁 ：長谷川二葉（ハセガワフクバ 妻）
関幸治 ：藤原七海（フジワラナナミ TV局ディレクター）
染谷敬子 ：藤原百合（フジワラユリ 妻）
高野アツシオ：八木裕作（ヤギユウサク 医薬品 デコラジック愛用者）
小黒雄太 ：十樫大介（トガシダイスケ スポーツジム・インストラクター）
2016/06/01(水)晴 7:31-9:16PM(1'42)中段上手 客席ほぼ満員(60人）
客層：20-30才代中心。女性過半数。
客入れ：全指定席5列、当日指定分の残席少。ロビーは物販スペースに割いてて、
ベンチ１のみ。折り込みチラシそれなり。パンフ B5 両面。
物販。パンフ B5 1000円、Tシャツ 2100円、トートバッグ1000円、公演DVDほか。
カーテンコール2回3分。
舞台。中央に2m大円形窪地、センターにテーブル。下手から時計方向にランニング
マシーン、酸素カプセル、正面ガレージな棚とテーブル、椅子。上手、洗濯機。
全体が飛沫模様、上部が暗色の壁に囲まれ。
お話。夫婦、家族、会社、とりどり年齢の個々人ら、わだかまりと焦燥、喪失感を
抱えた人々の群像劇。短編集と冠してるけど、衣服と生活発で心と体を「洗」うこと
で一繋がりにして描いていく。
人ごとにドラマあり、しだい関係性をつむぎ、集約する語り口に引き込まれ。
孤独の共感が他人の脳内に取り込まれたり、「洗濯機」のイメージが拡大する仕掛け
など、劇的な飛躍も小劇場演劇らしく、面白く。破天荒も身近な心象と寄り添うこと
を忘れないのに好感。ちょっとドーピングされた演技、ほぐされた会話がスパイシー
で舞台に活性を与えてて○。
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