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＠水天宮 日本橋劇場（2016/09/11 1ステージ）
http://www.nihonbasikokaido.com/hall
1階指定席3500円 2階自由席3300円
はまぐり「強情灸」13分
始「宮戸川」枕5+噺13分
馬石「粗忽の使者」枕7+噺13分
雲助「家見舞」枕7+噺20分
白酒「青菜」枕4+噺21分
お仲入り9分
白酒「疝気の虫」枕6+噺11分
雲助「ずっこけ」枕1+噺22分
雲助「夢金」枕6+噺30分
三味線 まい
企画・構成：石井徹也
2016/09/11(日)晴 3:48-7:07PM(1'53/休9/1'17)1F最前方 客席1F7割(250?人)
客層：中年男性6，7割、昼より女性客が俄然増え。
客入れ：前方中心、後方までで満遍なく散らばり埋まり。ほか昼と同様。
はまぐり「強情灸」
お話。強情でこまった江戸っ子、灸をすえられて意地っ張り。
熱温泉で「ドヒャー」芝居にはまた笑ってしまう。
始「宮戸川」
枕。古今亭はアウェー感たっぷり。落語家のトレカが売り上げ好調。
お話。遊びが過ぎて、実家から締め出しをくらった幼なじみの若い2人。
男は仕方なく、叔父の元へ向かう。実は片恋を打ち明けられない娘は、嫌がるのも
かまわず付いていく。
染み一つ無し。若やいで溌剌、きちんと語ってて心地好い一席。
馬石「粗忽の使者」
枕。昼夜通しのお客さんが3割いる＞中途半端（雲助）。そんなことはないと思うが。
新幹線で某元プロ野球投手と同車輌。アスリートはカッコいいと思っていたが。
お話。珍しいくらい粗忽な使者。伝言内容を忘れてしまって。
小気味よく熱演。困った顔の表情だけで十分面白く。
雲助「家見舞」
枕。志ん生師匠は自分が入門したときには既に晩年。やがて世話するようになった。
のべつ幕なしに笑いのくすぐりを前座に入れてきた。当時は反応できずにいた。
お話。別名「肥瓶」。兄貴分の新居祝いに水瓶を買うと約束したが、資金不足。
二束三文なことからまさかの「肥瓶」に決めるが。
畳みかける困り顔の可笑しさ。
白酒「青菜」
枕。普通、昼夜は待ち時間があるので嫌がられる。今のところ機嫌が良い。
季節ねたは難しい。
お話。お屋敷で酒肴に預かった植木屋。洒落た隠し言葉がやってみたくて、女房と
隣家の男を捲き込んで、妄想芝居遊び。
バカの成りきりぶりを熱演、笑うしかない。
白酒「疝気の虫」
枕。今日から上野鈴本の夜のトリ。この会が終わってからでも間に合うかも。
昨今、様変わりしたもの。
お話。夢の中で虫から好きなもの、弱点を聞き出した医師。醒めて患者で
試してはみるが。
虫と人間の演じ分け、キャラ立てに笑い。意外な下げが愉快。
雲助「ずっこけ」
枕。本日四回目でございます（楽屋から拍手）。
お話。酒飲むにまつわるあれこれ。
しょうが無いなあ。酔っ払いのグズグズぶりを達者な芸で。
馬石「夢金」
枕。実は主催と噺家の間でやるネタは決まっていた。
お話。寝言でも金をほしがる船頭の熊。訪ねてきたのは浪人と美しい町娘。船を
頼まれ、雪景色の大川にでると、浪人は娘を殺人強盗すると助力を申し入れ。
分け前が少ない、船を転覆させると、浪人を逆に脅す強慾な熊だったが。
劇画かという迫真の演技。展開がわかっていても、つり込まれたねこ。
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