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 「権太楼ざんまい」

 @水天宮前 日本橋劇場(2016/11/15 1ステージ)
 1階指定席3300円 2階自由席3000円

 ひしもち「子ほめ」12分
 さん光「壺算」枕2+噺16分
 権太楼「睨み返し」枕2+噺16分
 中入り16分
 権太楼「うどんや」枕9+噺27分

 2016/11/15(火)曇 6:45-8:48PM(71/休16/36)前方下手 客席1F7割(220?人)
 客層:中年男性中心、20-30歳女性ちらほら。
 客入れ:折り込みチラシ少々。パンフ A5 2ページ。物販。長講〜。終演時間が
 だいぶ遅いのでお勧めではない主宰自ら注意(苦笑)。

 ひしもち「子ほめ」
 お話。褒めると駄賃がもらえると、うらおぼえで言い立てるが逆に怒られる。
 高めの声で子供っぽくおバカ語り。

 さん光「壺算」
 枕。パンフの訂正。
 お話。水瓶を安く買おうと一計を巡らす。
 調子良くとんとん拍子よく。

 権太楼「睨み返し」
 枕。さん光「壺算」に苦言(笑)。ブラブラ歩く楽しさを久々。休み無く高座に
 上がってきた。トリの代演続でまいってしまった。休むと高座にでたくなるが、
 ぼーとしていた。お袋の味のこと、母が料理下手だったので商店街の総菜の味。
 昔はつけ商売ができた。
 お話。大晦日の借金取りをなんとかしようと「睨み屋」となる亭主。
 強気の中も弱きとか、表情豊かに描いて楽しい一席。

 権太楼「うどんや」
 枕。9時までに終わるネタ、オーバーしてまでやれば一生懸命と思ってくれるかも。
 でもネタは決めてきた。「あの人」は一生懸命なので何時も先に帰っちゃう。
 お話。今夜は閑古鳥の流しのうどん屋。呼ばれるたび、期待はするのだが。
 かけ声一つで舞台はさっと江戸の寒天の夜へと。暗くて寒くて寂しい屋台が見事に
 浮かび。調子の良い酔客や、かぜっっぴきの奉公人のリアルな描写と、暖かな視線が
 感じられてほっこりするねこ。

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