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＠大手町 日経ホール(2017/02/11 1ステージ)
http://www.nikkei-hall.com/index.php
全指定 前売4000円
開口一番 馬ん長「手紙無筆」12分
宮治「棒鱈」枕9＋噺11分
兼好「ひなつば」枕17?＋噺7分
雲助「幾代餅」枕5＋噺26分
仲入り16分
志ん輔「小言幸兵衛」枕3＋噺27分
権太楼「百年目」枕7＋噺47分
2017/02/11(土)晴 12:51ｰ4:00PM(内訳上記)中段中央 客席8割(500人)
客層：ベテラン中心、20-30才代女性結構。男性過半数。
客入れ：折り込みチラシそれなり。パンフ B5 3ページ。次回分先行販売。
馬ん長「手紙無筆」
お話。知ったかぶりをする兄貴。
若くしてオヤジ、ベテランめいて終始。
宮治「棒鱈」
枕。やりやすい客席チェック。結果中途半端。警察のイベントで一席、写真を撮った
がプロカメラマン、実は鑑識。動く人間を撮ったのは久しぶりとか。都営浅草線ので
「ファンタテロ」。
お話。料理屋、江戸っ子の二人が酒を飲んでいると、隣座敷にいた田舎侍が江戸では
聞きなれない唄を唄い出して。
いつものよう元気いっぱい、毒とケアかかさずの喧噪高座。
兼好「ひなつば」
枕。楽屋の高年齢者にインフルエンザの気づかい。
お話。お金(穴あき銅銭）を知らないお坊ちゃまに端を発して。
品良く朗らか語り、和むねこ。
雲助「幾代餅」
お話。職人の恋煩いの相手は今をときめく高位の大夫。金をため、身分を詐って
思いを遂げられたのだが。
ふんわりと品良く、湿りすぎない語りの素敵。
志ん輔「小言幸兵衛」
お話。「小言幸兵衛」というほど小言が多い家主。貸家を借りに来るものへ、
はしばしにまで文句をつけて帰してしまう。そんなところに言葉が丁寧な男がやって
くる。いったんは気に入った様子だったが。
止まらない、すらすら口調と、いい感じの間が気持ちいいねこ。
権太楼「百年目」
枕。鳩山政権のとき、落語好きの官僚がそれとなく総理に意見しようと、
さん喬へ「百年目」をお願い。池袋演芸場で総理と議員達の前で語ったけど、
総理は15分で退席、これを見た議員達は現政権はもうダメだなといったという
当時現場にいたという権太楼、責任はさん喬さんにある（笑い）
お話。石部金吉な番頭、こっそり大旦那に化けて船遊び。主人と偶然であって
しまい、翌日呼び出されて戦々恐々とするが。
人の上に立つ気概、番頭、旦那の痛みと慈しみがしみじみ沁みる人情劇。
終始まぶす笑いの案配もよし。
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