[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠水天宮前 日本橋劇場(2017/05/09 1ステージ)
http://www.nihonbasikokaido.com/hall
1階指定席3500円 2階自由席3000円
小多け「手紙無筆」(遅刻)
さん喬「ちりとてちん」23分
さん喬「明烏」枕4＋噺23分
南喬「宿屋の仇討」枕+噺36分
仲入り11分
さん喬「百年目」枕2＋噺44分
2017/05/09(月）晴 6:44-9:07PM(86/休11/46)中段下手 客席4割(200人?)
客層：中高年男性7、8割。間に20-30才代女子。
客入れ：1Fの前方半分のみ、後方半分はほぼ空席。折り込みチラシ数枚
パンフ1枚。
さん喬「ちりとてちん」
枕のとこは遅刻ねこ。
お話。振る舞いの予定が変わり、せっかくがごちそうが無駄になると、大家は
ほめ上手を呼んで振る舞い、いい心持ち。正反対の嫌みな男をぎゃふんと言わせよう
と、いたずらを思いつく。
ゆったりと語り、醜態・顔芝居もまた丁寧にして得も言われず。底意地の悪さ露呈？。
さん喬「明烏」
枕。あこがれのゲストであること。金馬師匠の弟子で〜。稽古してもらったのが
財産、か？と思いたい。今は金がなくとも遊べるが、昔は違う。吉原へ借金して
でもが江戸っ子のステータス。ソープランド、昔のトルコ風呂より夢がある？。
お話。堅すぎる若旦那。粋な父親は長屋の遊び人に吉原に連れて行ってくれと託す。
そうと知らず、のこのこついて行く若旦那だったが。
おっとりとおぼっちゃまど真ん中。浮き世離れも、なればこそのあるあるで演じて
世界にはまり。リラックマと聞くねこ。
南喬「宿屋の仇討」
枕。世界の変化、大きな者に乗り物。どこでも日帰りで、と。
お話。魚河岸の三人組。お伊勢参りの帰り道、明日はお江戸という晩に理不尽な目に
あってしまう。
ほどよく砕けた口調が素敵に名人上手。ますますリラックマねこ。
さん喬「百年目」
枕。三夜きていただいた方には記念品を。昔は奉公が大変で。
お話。石部金吉な番頭、こっそり大旦那に化けて船遊び。主人と偶然であって
しまい、翌日呼び出されて戦々恐々とするが。
これまたこんな子細描写を聞いたことがないという丁寧。このあと他を聞くと
人物が記号に思えるほどかという、息づかいが感じられるもの。終盤の旦那→
番頭はじんわり滋味が沁みるよう。
[月間一覧］