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＠赤坂 赤坂会館 6階稽古場(2020/10/13 1ステージ)
全自由3000円
扇ぽう「元犬」12分
小満ん「鍬潟 くわがた」枕4+噺30分
小のぶ「甲府い」16分
仲入り 12分
小満ん「小間物屋政談」枕2+噺35分
2020/10/13(火)晴 6:45-8:38PM(64/休12/37)前方下手 客席満席(35人)
客層：2世代、ベテラン中心。男性過半数。
客入れ：4月からのスライドチケットは差額500円支払い。座布団 6列。
折り込みパンフ A5 3ページ。
扇ぽう「元犬」
お話。願をかけ、人間になった白犬。犬時代の癖が抜けず、すっとこどっこい。
刈り込んで小気味よし。犬振りの戸惑い声に都度笑い。
小満ん「鍬潟 くわがた」
枕。身長差ある夫婦の東西。
お話。背丈 二尺二寸と小さ過ぎる男。甚兵衛の旦那へ大きくなれないかと相談に
行く。いっそ相撲取りは、馬鹿を言うなと返すと、昔、身の丈三尺三寸の鍬潟が
雷電を負かしたことがあると言われ、その気になって。
稽古のきりきり舞いぶりが愉快、可愛い。周囲の愛ある人物達がいい感じ。
小のぶ「甲府い」
枕。昔の豆腐屋。
お話。流れてきた田舎者、情けをかけた豆腐屋で信心、仕事に励んで養子となり、
しっかりと納まる。親の供養に里帰りをしたいというと嫁もついていくことに。
近所の衆が珍しがり、どこへと問うと「甲府(豆腐)ィ」、「お参り(胡麻入り)、
願ほどき(がんもどき)」。
始まって間もなく、忘れてしまったとネタを変えたけど、断念。こちらも残念。
冒頭、江戸弁の気っぷのいい掛け合いとか、高齢と思えぬものだったのだけど。
次回を楽しみに。
小満ん「小間物屋政談」
枕。最少硬貨と売値の変遷。小間物商売いろいろ。
お話。小間物屋が買い付けの途上、人助けをしてやったばかりに死んだことにされ、
おまけに夫婦の縁まで失ってしまう。意外な結末の人情噺。
生臭く、濡れてがちな内容も、ほどよくカラリと仕上げ。しゃれっ気もあって巧し。
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