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＠熱海の街（2020/10/25 1ステージ)
映像配信 2500円
主催：MAKIGAMI OFFICE 共催：NPO法人LAND FES ディレクション：松岡大、安藤誠
映像：iromono lab、木村雅章 制作：宮坂遼太郎 協力：熱海市民の皆さん
出演：
岩渕貞太（ダンス）×今西紅雪（箏）
石川高（笙）×松岡大（ダンス）
伊藤千枝子（ダンス）×佐藤正治（パーカッション）
2020/10/25（日）晴 9:00-9:44PM（44）視聴者数不明。
岩渕貞太（ダンス）×今西紅雪（箏）
衣料工房、円弧を描く階段のあるすり鉢状ホール。パーカッシブな琴演奏。
裸ジャケットの黒服。重心低く、四つ足で昆虫めき。窓枠に首を引っかけて。脱出。
段々の途中で仰向け、震える。琴を弓で弾く音。後ろ手で屈託。工房内を移動。
知らぬげに職人達は仕事。上階階段あがり、花瓶の花を咥え。木製のオブジェに
身体を絡み取られる。吹き抜けの開口に乗り，猿のように更に上に。吠える。
仕切り部屋の天井上を、壁に張り付き、四つん這いで。柱伝いに歩行、吠える。
猿のように、ぶら下がり降りる。階段を四つん這いで駆け下りる。工房内をぶらり
歩行〜四つん這いで、琴演者のもとへ。手のオブジェで琴を弾く。演奏者を真似る。
オブジェを床に置き、通りへ出る。道路をでんぐり。歩み猿。銭湯・山田湯の中へ
入る。脱衣所から進むと、銭湯湯船には丸まって浮いている男・剃髪の松岡大が
いる。
石川高（笙）×松岡大（ダンス）
山田湯の脱衣所。笙の音。浮いていた松岡は上半身裸で、ゆーくりとロール、
手振りとも舞う。緩急。岩渕貞太が身体を洗っているのがガラス越しにみえ。
いつのまにか長袖シャツをまとい、外へ。銭湯の外階段を上り、テラスへ。
いい天気。両手を挙げて、伸びをする。ゆっくりとロール。観葉植物の間を縫って
舞う。小走り。手を横、クロスしたり等。階段を降りる。くねくねと踊りながら
歩行。お稲荷さん前で手を合わす。路地へ、駆けぬけて、川へ降り、流れに沿って
歩行、川面で大の字になる。映像は海辺。舞いながら浜に上がる。堤防に白ブラウス
ピンクスカートで踊る伊藤千枝子。
伊藤千枝子（ダンス）×佐藤正治（パーカッション）
浜辺へ。両手を挙げて、くいくい。パーカッション音。脱力によろけたり、
スイングしたり、くねったりしながら。目の前に真っ赤なドア（だけ。裏は青空）が
出現。開けて抜ける。パーカッシブな演奏に音嵌めしたり。ガムランのリズム。
早間の動き。オーディエンスが数人いる階段を上がり。降りながら、手振り、
ステップ、ノリノリで舞う。ビートきかけ、勢いづいて海の方へ。静音。浜辺を
転がり。東南アジアなリズムに乗り。青空側のドアから「出て行く」。
野生の猿となって場と絡む、岩渕貞太。スリリングで、折々のクールな表情もいい。
典雅というか、風に舞う感の松岡大。心地好いものあり。ドアアート使いの演出が
面白い、多彩なリズムと振りで楽しませてくれた伊藤千枝子と佐藤正治。
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