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＠水天宮前 日本橋劇場(2020/11/08 1ステージ)
1階指定席3600円(130席) 2階自由席3300円(60席)
り助「桃太郎」9分
龍玉「親子酒」枕2＋噺24分
白酒「今戸の狐」枕19+噺24分
仲入り9分
馬石「夢金」枕2+噺30分
2020/11/08（日）晴 11:21-1:20PM（78/休9/32）中段下手 客席6割（70人）
客層：20-30才代女性と、中高年男性。男女半々。
り助「桃太郎」
お話。おとぎ話に物言う子供のほうが理が立っているという。
大人の反駁がばかばかしくていい。ぶっきら棒な口調もいい。
龍玉「親子酒」
お話。酒好きの親子、息子のため共に禁酒を約束。しかし，息子がいない留守に
飲んで過ぎてしまうおやじ。そこに息子が帰ってきて。
間が長めで独特、かっちりした語りだけど地味、油断すると睡魔。
白酒「今戸の狐」
枕。寝坊して来てみたら、昼から酒の噺するんだという。落語家はみな軽い気持ちで
語っている。職業としてまだ健全、ただだらしない。地方に行くと、表から裏稼業の
人達が仕切っている。それぞれ符丁がある。種々の符丁、博打の符丁でふり。
お話。作家転身の駆け出し噺家、喰えないので師匠に内緒で、今戸の狐人形の彩色
バイト。向かいの千住（通称骨）が見つけて無理矢理参加。一方、師匠の家では
金勘定の音を賭場開帳（符丁でキツネ）と勘違いしたチンピラがゆすりにでるが、
けんもほろろ。聞きつけた前座が狐を勘違い、兄弟子の内職の足しになるならと
教えたことから。
合間に前座の裏話。当人は知らずの勘違いぶりが愉快。
馬石「夢金」
枕。浅草の昼トリもしてるので観に来て欲しい。欲望について。
お話。欲が深いけど小心者者の船頭、飛んだ事件に巻き込まれる。
劇画のよな世界。場景がリアルに浮かび上がるよな、細かい所作、語りの妙。
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