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＠水天宮前 日本橋劇場(2020/11/08 1ステージ)
1階指定席3600円(130席) 2階自由席3300円(60席)
り助「二人旅」10分
馬石「笠碁」枕7+噺24分
白酒「錦の袈裟」枕11+噺18分
仲入り9分
龍玉「火事息子」枕なし 噺42分
2020/11/08（日）晴 1:58-4:00PM（71/休9/42）中段中央 客席7割（90人）
客層：20-30才代女性と、中高年男性。男女半々。
り助「二人旅」
お話。貧乏な二人旅。謎かけやらで空腹を紛らし、やっとこ婆さんがやっている
飯屋に辿り着くが。
オフビートも後半勢いづき。
馬石「笠碁」
枕。今日はいい天気。通しでみてる方も。1部で十分でしょ、時間を大切に。
趣味。義太夫、あと囲碁。ＡＩ囲碁は確率だけ、打手に筋がないと恥ずかしい。
囲碁話しが続くが客席無反応、そんなに興味ありませんか。
お話。隠居老人達の楽しみはへぼな碁勝負。よけいな知恵をつけられ待ったなしの
勝負をしたら、意地の張り合いになって喧嘩別れ。本心は仲直りしたいのに。
細部に魂宿る。丁寧に闊達に演じて、登場人物に温かい血肉通わせ。微笑ましい
一席に。
白酒「錦の袈裟」
枕。アメリカ大統領選挙はこれから。ろくなものではない、バ○デン。可愛げの
無い二世。落語家の二世は違う。
お話。吉原に遊びに行くことになった職員連中。花魁の度肝を抜いて人気を得よう
というので、錦のふんどしを締めていくことに。阿呆の与太郎は女房に知恵を
もらい、坊さんの袈裟を巧いこと借り受ける。これを花魁、殿様のお忍びと勘違い
して。
得意の阿呆キャラ、与太のバカ振りでもっていく。
龍玉「火事息子」
お話。質屋の近くで火事、蔵の目塗りを言いつかるが、臆病者の番頭は巧く
できない。そこに臥煙がえんが現れ、手伝うが、実は勘当された火消好きの若旦那。
引き留めて旦那に引き合わせるが。
バカコメディ急転直下、湿った人情噺。かっちりした語り。1部2部とも三者三様の
個性を楽しめたねこ。
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