[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠浅草 浅草見番（2020/12/26 1ステージ)
前売3300円
貫いち「元犬」15分
白浪「死神」枕3+噺21分
馬石「鰻屋」枕11+噺17分
仲入り13分
馬石「芝浜」枕1+噺35分
2020/12/26(土)晴 5:30-7:26PM(67/休13/36)中段上手 客席9割(45人)
客層：20-30才代結構。男女半々。
客入れ：感染対策。手指消毒。座蒲団 桟敷6列 左右間隔開け。
貫いち「元犬」
お話。人間になりたい願い叶った犬のしろ。物好きな隠居の家で働くことに。
よく動き、語り。思わず笑い。
白浪「死神」
枕。昼の部では枕が長すぎたので、ちゃんとやる。
お話。金がない男がぼやくと、死神が現れる。死神は自分達がみえる呪いをかけて、
退散させる呪文を教えて医者になれとアドバイス。不治の病も死神が足下に居れば
追い払って完治させ。ある日、枕元にいるので蒲団を回す機転に及ぶが、死神に
とっ捕まってしまい。
「この時期に死神はまずかった」を死神退散の呪文へいれて、自虐。工夫いろいろ、
落語家 真打昇進絡めたサゲが巧し。
馬石「鰻屋」
枕。死神は今する噺じゃない。床屋予約時間待ちで入ったコーヒーショップで
とんだ目に合った話し。
お話。開店間もない鰻屋へゆくと、蒲焼がでてこない。待たせたあげくに丸焼きが
でた。板前がでかけているという。酒代を払って帰ろうとすると、お代はいらない
後日来てくれと言う。ただ酒が飲めたと、友達を誘っていってみると。
偏屈な登場人物と、あり得ないほど間抜けな鰻屋でへんてこ噺感。
馬石「芝浜」
お話。腕はいいが飲んだくれの魚屋。一念発起でいった魚河岸、そこで大枚が入った
財布を拾い、働くことはないと大喜び。寝て起きると、女房は夢だという。
心情、場景とも細やかに語って、ふくよかでいい薫りがする一席となり。
[月間一覧］