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＠水天宮前 日本橋劇場(2021/01/18 1ステージ)
楽ぼう「浮世根問（うきよねどい）」11分
夢丸「親子酒」枕7+噺11分
一之輔「愛宕山」枕6+噺21分
仲入り14分
一之輔「蛙茶番」枕7+噺21分
夢丸「お若伊之助」枕6+噺26分
2021/01/18(月)晴 5:45-7:57PM(57/休14/61)前方上手 客席9割(110人？)
客層：6時開演が平気なシニアと、困っている20-30才代女性。男性過半数。
客入れ：初めて、8時終演までのタイムテーブル掲示。
楽ぼう「浮世根問」
お話。森羅万象の事物のルーツを尋ね、屁理屈で応える。
劇画顔、ぺらぺら早口で畳みかけ、ついついつり込まれるねこ。
夢丸「親子酒」
枕。本公演、スライドスライドでやっと開催。実は一之輔兄さんと飲むための
会なのだが、できない怪奇現象が。酒のしくじり。
お話。酒好きの親子、息子のため共に禁酒を約束。しかし，息子がいない留守に
飲んで過ぎてしまうおやじ。そこに息子が帰ってきて。
意地汚くならない、みんな可愛げと愛嬌があっていい。客席の携帯音なり＝玄関
チャイムか、誰か来たと噺に繋げて笑い。
一之輔「愛宕山」
枕。8時までと、外に出るなが同時で、腹が立つ。夢丸と飲みに行くと、「お坊さん
の打ち上げ」堅気の飲み会に見えない。自粛で食べてばかりで太った、落語ディーバ
で昔の高座をみてはなすが、子供に別人と言われ。摂生して今は10kg痩せたが、
こんどはガンか？と心配される始末。夢丸はもっと痩せて、2人とも「アゴが生えて
きた」。エムズの加藤さんがやつれて、袖で寝ている、みんな優しくして。
GOTOキャンペーン。ＧＯと言われたり、ハウスと言われたり、もう犬かと。
オリンピックは。
お話。京都の旦那が山登りを思いつく。お供の幇間、最初は調子よかったのだが。
すごくよく動く、アクション落語。一之輔独特のオフビート語りも加えて、面白さ
ダブル。
一之輔「蛙茶番」
枕。「山登り」で本当に息が切れた。腹からでるリアリティですな(笑）。
寄席はガラガラ、1/5の浅草演芸ホールは9人、でもいいお客さん。このご時世を
楽しむくらいじゃないと。歌舞伎座もガラガラ。芝居は落語のように真顔、化粧
なしで勝負できない。こちらは無駄のない芸、など落語持ち上げ。
お話。素人芝居。舞台番を当てられた男が本番に来ない。聞けばふんどしがないと
いう。おだてられて来たはいいが、ないまま尻っ端折りするものだからモロだし。
噺の中の客席がコロナ禍版。ブライテストに弄る側、弄られる側、どちらも楽しく
語り。一之輔リズム快調。
夢丸「お若伊之助」
枕。大相撲のチケットをもらい、初日とこの間行った。ガラガラ。休場部屋が多い
ので時間が空く。抽選会をやっていて、司会の調子が良くなっていた。自粛期間で
踊りをまた習い始めた。
お話。恋人伊之助と引き裂かれたお若。叔父の高根に預けられるが伊之助と密会して
居る模様。叔父はこれを案じ、鳶頭の勝五郎とともに誅せんとする。
逐一コメントをいれて、からっと賑やかな怪異噺。ほどよい熱さが心地良いねこ。
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