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　小満ん夜会

　＠人形町　日本橋社会教育会館ホール（2021/02/15 1ステージ)
　指定3500円
　
　いっ休「からぬけ」7分
　小満ん｢風の神送り」枕5+噺15分
　一朝｢もう半分｣枕2+噺23分
　小満ん｢大阪屋花鳥｣噺39分

　2021/02/15(月)晴 6:21-7:54PM(1'33 仲入りなし）前方下手　客席7割(50人)

　いっ休「からぬけ」
　お話。与太郎が出すなぞなぞは簡単すぎ、諫める源兵衛だが続けようという。
　だよ〜ん等という、与太郎が可愛い。

　小満ん｢風の神送り」
　枕。コロナ、風邪を引くと疎まれる、くしゃみのブラックユーモア。コレラや
　お染風邪での行われたまじない。
　お話。風邪の神を追いやる行事をやろうとするが、寄付が集まらない。
　やっとことで風邪の神人形をこしらえて、行列を始めるが。
　水をさす奴、余計なことを言う奴がちょこちょこいて愉快。サゲが駄洒落だけど
　きれい。

　一朝｢もう半分｣
　枕。主催が25分でと、普通40分はかかる、落語家使いが荒い。
　お話。冬の怪談噺。ある夫婦が営む酒屋の常連客に、一度に頼まず、(桝に）半分
　だけという老人がいる。とある日老人の忘れ物をみて、夫婦は悪心を抱き。
　口跡よくて芝居心あり、キリッと味わい深く語り、気持ちいい。

　小満ん｢大阪屋花鳥｣
　お話。旗本梅津長門は花魁・花鳥に入れあげて、散財。ゆきずりの強盗殺人
　をしでかし、花鳥のもとへ。花鳥は梅津を逃がそうと、吉原の大坂屋に
　火を放つ。
　ピカレスク一席、品の良さを保ちつつ、聞かせてくれ。

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