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＠半蔵門 国立演芸場(2021/03/09 1ステージ)
全指定4000円
左ん坊「道具や」15分
さん喬「夢の酒」枕4+噺26分
さん喬「百川」枕6+噺29分
仲入り15分
さん喬「鰍沢」38分
2021/03/09(火）晴 6:47-9:01PM(82/休15/38)中段下手 客席満員(140人）
客層：中年層中心に3世代、男性7割。
客入れ：感染対策。サーモ検温、手指消毒。グループ単位で1席空け。
折り込みパンフ A4 3ページ。
左ん坊「道具や」
お話。プー太郎の与太郎へ仕事修行、接客はトンチンカン。
クールな声で飄々語り、クスリ笑い誘い。
さん喬「夢の酒」
枕。コロナで今昔様変わり。夢はどこでみるか話。
お話。亭主の浮いた夢にでた美女に、女房・お花は嫉妬。父親に夢の中でお小言をと
お願いする。
激しくもカワイイおハナさんがキュート。スネ芸もいい。不思議で愛ある噺で
ほんわかするねこ。
さん喬「百川」
枕。「夢の酒」は最近覚えた桂文楽のネタとか。3月、夏祭りの仕度がそろそろ。
東京の夏祭りいろいろ。
お話。料理屋に奉公にあがった田舎者。言葉が通じないばかりに、お客は神器を
質に入れたことがばれたと勘違いして、一騒動。
オフビート木兵衛 VS 鉄火職人衆のすれ違いが愉快な噺。人情噺より滑稽噺キャラの
さん喬のが愛着もて。
さん喬「鰍沢」
枕なし。
お話。吹雪の参詣帰り、一夜の宿を頼んで家には妙齢の美女。聞けばもと吉原の
遊女、卵酒をご馳走になり。亭主が帰って飲んだ卵酒は毒酒、旅人は効かない身体で
必至に逃走。もはや絶体絶命。
客電とも照明を落とし、三味線＋太鼓で吹雪表現しながらムーディに導入。
細やかに、感情の変化を鮮やかにみせて、ぞくり。サゲはスタンダード、暮れに観た
雲助師匠の大歌舞伎と好対照。
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