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＠水天宮前 日本橋劇場(2021/05/20 1ステージ)
1階指定席3900円 2階自由席3500円
小はぜ｢日和違い｣18分
一朝｢祇園祭｣26分
龍志｢素人浄瑠璃｣枕6+噺19分
仲入り9分
春輔｢がまの油」〜踊り・五万石（雲助代演）枕1＋噺29分
小満ん 長谷川伸作｢忍三重」枕1+噺30分
2021/05/20(木)曇 6:14-8:24PM(68/休9/53)上手前方 客席8割(100人)
客層：2世代、男性過半数。
客入れ：感染対策。手指消毒、ほぼ一席空け。当日パンフA5 2ページ。
小はぜ｢日和違い｣
お話。出先で天気が気になる、易者は晴といっていたが雨。怒鳴り込むと。
わかりやすい、こっけい噺。語りはさらっと気持ちいい。
一朝｢祇園祭｣
お話。京都で居候中の江戸っ子、京都人ばかりの宴に1人残されたのが間違いの元。
東西の祭りを巡って、江戸VS京都 の譲らない言い合いが勃発。
東西を達者に語りわけ、リズム上々でなお面白く。
龍志｢素人浄瑠璃｣
枕。私だけがミックス、ほか協会の人。若い女性の古典芸能好きで。
お話。商家のだんなのへたな義太夫にみな迷惑も、言いだせない。会をやることに
なるが、理由をつけて誰もこない。
立て板に水の快速落語、愉快がノンストップ。
春輔｢がまの油」〜五万石（雲助代演）
枕。江戸の盛り場両国、下りたところに見せ物小屋が沢山あった。
お話。止せばいいのに酒を飲んで売り口上、芸で大失態。
角が取れたベテランの面白さ。最後に扇子をもって手踊り。
小満ん 長谷川伸作｢忍三重」
枕。黒御簾音楽・忍三重、だんまりの場の下座。
お話。柏崎の荒浜から密航した旅芸人夫婦を助けた、芸者。越中富山で興行中の
花形役者の追っかけという。芸者の口利きで旅芸人夫婦も出演、小回りがきくと
重宝がられ。天保の改革で芝居興行は差し止め、江戸に帰って一からやり直す
ことになるが。
芸は身を助ける、ちゃっかりした芸人達の愉快な一幕。有為転変のロードムービー風
の展開、勘違い転じての楽天な終盤、品良く洒脱な語りと気持ちのいい一席。
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