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＠人形町 日本橋社会教育会館ホール(2021/06/01 1ステージ)
全指定3500円
左ん坊「道具屋」14分
小満ん「奈良名所」枕2+噺15分
小痴楽「蔵前かご」枕9＋噺10分
小満ん「奴勝山」30分
仲入りなし
2021/06/01(火）晴 6:25-7:49PM(1'24) 前方下手 客席6割(60人)
客層：2世代、ベテラン中心。男性過半数。
客入れ：完全1席空け。開口一番頃で30人。当日パンフ A5 1枚。
左ん坊「道具屋」
お話。プー太郎の与太郎が仕事修行、接客はトンチンカン。
昔のマンガキャラみたい、邪気のない阿呆ぶり○。
小満ん「奈良名所」
枕。出囃子。お江戸日本橋。歌詞がやっかい、「初上り」「行列そろえて」は
奉公人の年中行事のこと、最近まで知らなかった。
お話。江戸っ子2人が伊勢見物、奈良では案内人について名所巡り。
最初は江戸っ子達のオフビート会話。どうでもいい、軽さとテンポがいい。
まもなく案内人による、ガチな名所案内。淀みなく、しゃれを交えて一気語り。
「放してある鹿、はなしか、噺家を可愛がっている」からサゲまで、くすり笑い
誘い。品良く、洒脱な語り口が心地好し。
小痴楽「蔵前かご」
枕。皆さんも小満ん師匠の会に呼ばれたでしょう？、勝ち組！ですよ。芸協には
いないという、カッコいい小満ん師匠とのエピソード。噺家の父親が小満ん師匠の
浮世床を聞いて、落語は面白い！と開眼。親子二代で落語に目覚めたきっかけが
小満ん師匠。今日は気持ちがいいので、このまま落語やらずに帰りたい。
お話。吉原通い、蔵前通りに追い剥ぎがでるからと籠屋に断られる。突破のための
策というのが。
快速落語、サゲもスカッと気持ちいい。
小満ん「奴勝山」
お話。三遊亭圓朝口演より。勝山髷で名を残す湯女勝山、お家乗っ取り計画を
企む悪人に忠臣ともに立ち向かう。気鬱の殿様が勝山が気に入り、岡場所通い。
案じた忠臣若竹は勝山殺害を決行するが、思いがけなく勝山からお家乗っ取り
計画の証拠の文をみせられ、事の真相を知ることに。今回はここまでをじっくり
語り、その後は短縮あらすじ語り。
珍しい噺では？。ハードボイルドな小満ん師匠も◎。キリッとハンサムな
湯女勝山がカッコいい。
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