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＠水天宮前 日本橋劇場（2021/09/09 1ステージ）
1階指定席4000円 2階自由席3500円
小きち「小町」11分
さん喬「そば清」枕3+噺16分
さん喬「笠碁」枕4+噺29分
仲入り13分
さん喬「柳田格之進」枕1+噺49分
2021/09/09（木）曇 6:15-8:21PM（64/休13/50）中段下手 客席9割（120人？）
客層：ベテラン中心、男性8割。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。隣が空いてたり、そうでなかったり。
長講三夜＋1、中止になった5/6の振替公演。
小きち「小町」
お話。「道灌」前半部分の小野小町のところ。
元気いいぞう。若く明るい。
さん喬「そば清」
枕。時候のこと。（語り終わって）上方ではお餅を食べる、自分もお餅でやって
ことがある。大食らいの前座がいるが自分はダメ。小さんは小食だったが、弟子に
ごちそうする。食べられなくてまいる。こっそり小盛を頼んだときのエピソード。
お話。そばの大食い勝負、謙虚なそば清の正体とは、そして悲劇喜劇。
オチがわかりやすいよう、繰り返し仄めかし。極まってのそば清の顔芸、愉快。
さん喬「笠碁」
お話。隠居老人達の楽しみはへぼな碁勝負。よけいな知恵をつけられ待ったなしの
勝負をしたら、意地の張り合いになって喧嘩別れ。本心は仲直りしたいのに。
長講ならでわの丁寧さ、2人の心の揺れがよくわかり。
さん喬「柳田格之進」
枕。月にうさぎがいないと判り、夢が一つ無くなった。夢を持ち続けることは…。
お話。商家の主人と碁仲間の生真面目武士・柳田格之進。50両を盗ったとの番頭の
疑いに覚悟を決める。主人は番頭の行き過ぎを責めるが後の祭り、柳田格之進は
返済のあと行方がわからなくなってしまう。
そんな人がそんな風にいる、浸ってしまうほどの語り芸。けど暑苦しくはならない
落語らしい距離感があるのも素敵。
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