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＠水天宮前 日本橋劇場(2021/09/21 1ステージ)
全自由3800円
左ん坊「出来心」10分
馬太郎「真田小僧」15分
雲助「お見立て」枕2+噺25分
仲入り12分
雲助「お富与三郎 -稲荷堀-」48分
2021/09/21(月)晴 6:30-8:25PM(55/休12/48)前方上手 客席ほぼ満員(120？人)
客層：ベテランと20-30才代女性中心。男女半々？。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。当日パンフ A5 4ページ。
桟敷席に非難ゴーゴーも浅草見番・ボロ市にこだわる席亭。
左ん坊「出来心」
お話。別名まねけ泥。落語だからといって程度がある間抜けぶり。
持ちキャラからして、明るい呑気ぶりで楽しいねこ。
馬太郎「真田小僧」
お話。子供が小遣いをせびるが親は渋る。母親の浮気を匂わせる話しを餌にまんまと
せしめてしまう。
後半の「真田三代記」絡みまで初めて聞くねこ。「真田小僧」の意味がよく判り。
サゲも巧いし、みんな切らずに最後までやればいいのに。
雲助「お見立て」
枕。コロナが激減。飲み屋の裏手で呑める店ありますよと薬の売人かと、そんなの
上手くもない。
お話。田舎者の杢兵衛大尽が嫌いな喜瀬川花魁。あーだこーだと座敷に出られない
言づてをするがしつこさ止まらず。
田舎大臣キャラのくだけっぷり、花魁の小粋小ずるいとこら、キャラだけで楽しい
ねこ。田舎大臣が話しだしたとたん、笑いが沸くという面白さ。
雲助「お富与三郎 -稲荷堀-」
枕なし。中抜きでお富与三郎をと言ったとたん、ぱらぱら拍手。それほどのものでは
ないと謙遜。
お話。若旦那・与三郎と美女・お富、何の因果か、道ならぬ恋にはまり、運命に翻弄
されて悪への道へと。たびたび上演される「源氏店」再会後を語る今回。
劇画調、ハードボイルド。陰影に富んだ語りが堪らない。終盤、お富がクールに悪の
華をさかせてぞくぞく。芝居がかりの演出もにくい。続きが気になるところで、
本日これきり。雲助師匠、素敵。
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