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＠半蔵門 国立劇場小劇場(2021/11/11 1ステージ)
全指定5000円
扇ぼう「たらちね」11分
白酒「真田小僧」枕6+噺18分
市馬「首提灯」枕1+噺25分
仲入り15分
萬橘「猫と金魚」枕6+噺18分
権太楼「芝浜」35分
2021/11/11(木）晴 6:45-9:03PM(64/休15/59)前方中央 客席5割？（250人？）
客層:ベテラン中心、あと20-30才台女性。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。当日パンフ B5 3ページ。
女性トイレを男性用に開放。予定より早めの終演後規制退場。
扇ぼう「たらちね」
お話。がらっ八の嫁は漢学者の娘、文語体で言葉がわからない。
正調、くっきりとして台詞が聞き取りやすい。
白酒「真田小僧」
枕。コロナがおさまったせいか、11月の浅草の寄席は盛況。なれない新規客の様子。
お話。子供が小遣いをせびるが親は渋る。母親の浮気を匂わせる話しを餌にまんまと
せしめてしまう。後半部分もカットせず。
生意気と純情の対比が楽しい。熱のこめ方が程よくて○。
市馬「首提灯」
お話。田舎侍へ悪態をつき、切られちゃった江戸っ子の酔っぱらい。見事な腕ゆえ
切られたことに気づかない。
江戸の風が吹く、啖呵と悪態の数々。シュールでナンセンスなホラーコメディの
面白さ。
萬橘「猫と金魚」
枕。自分が場違い感があることを客席と確かめ合う。コロナ禍で変な人に遭遇。
お話。猫から金魚を守ろうと主人は番頭へあれこれ言いつけるが、どうにも判って
くれない。
すっとこどっこい極まる番頭と、キリキリ舞いの主人のドタバタが愉快。
権太楼「芝浜」
お話。飲んだくれの亭主が拾った50両を夢と偽り、立ち直らせた妻。
細やかにしっとりと人物描写。深掘り加減も◎。
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