[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠浅草 浅草見番(2021/12/05 1ステージ)
全自由3600円
あられ「つる」枕2+噺10分
馬久「雪とん」枕2+噺20分
雲助「替わり目」枕2+噺32分
仲入り15分
雲助「夜鷹そばや」26分
2021/12/05(日)晴 12:55-2:47PM（71/休15/26）上手中段より 客席満員（120人）
客層：ベテラン、20-30才代女性、男性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。いつもの座蒲団桟敷。
当日パンフ B5 1枚。
あられ 「つる」
枕。会に声が掛からなかったのは、きっとしくじりのせい。
お話。物知りの男の所へ問答にきた男。掛け軸のつるのいわれを聞き。じつは嘘だと
いうのも聞かず、にわか知識をひけらかしてやろうとするのだが。
賑やかに、隠居の自分受けが過ぎて、つられ笑い。
馬久「雪とん」
枕。前回はお客さんと師匠に甘えさせてもらった。今日も甘えたい。
お話。田舎の若旦那が塞ぎがち、女将が聞くと糸屋の娘に恋煩いと言う。小町と評判
縁談話も進んでいるから無理だというと、盃を交わすだけでもという。女将が段取り
し、糸屋を訪ねてよいとのこと。大雪の中、喜んで糸屋に向かうが。
キャラいろいろを器用に語り分け。艶っぽさもあり。
雲助「替わり目」
枕。コロナ。最近TVで見なくなった専門家。尾身さんが表に出たくて、尾見の
クローンを…したのではないか、だからオミクロン（言いたかっただけ）。
お話。亭主関白なダメ親父が酔っぱらって、俥屋、うどん屋へ迷惑掛け放題、
できた女房は万事呑み込んで、大人の好サポート。
ダメ親父に愛嬌あり、女房とのやりとりが微笑み誘い。終盤、音曲が入って楽しい
こと。
雲助「夜鷹そばや」
お話。そば屋の老夫婦と、若い男の客の身の上話を聞き、放ってはおけずに。
心温まる、冬にこそ聞きたい人情噺。それぞれの寂しさが伺えるよな、冴えた
語り口。孤独な者達の心の動き、寄り添いが感じられて、ジンとするねこ。
[月間一覧］