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＠下北沢 本多劇場(2022/01/05 1ステージ)
全指定 前売4000円 当日4500円
いっ休「初天神-団子屋-」10分
一之輔「初天神-飴屋・凧屋-」15分
一之輔「三方一両損」枕18＋噺20分
仲入り14分
きいち「茄子娘」19分
一之輔「らくだ」66分
2022/01/05(水）晴 7:00-9:42PM(63/休14/85)前方下手 客席ほぼ満員(350人)
客層：20-30才代女性と中年男性中心。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。最前B列の通常客席。
いっ休「初天神-団子屋-」
一之輔「初天神-飴屋・凧屋-」
お話。おなじみ欲しがる子供とのバトル。弟子が団子屋だけをやり、俺の前に
初天神をやるとは！と一之輔。枕代わりにと欠けていた飴屋と凧屋まで師匠が
補完語り。
いっ休。団子舐めすぎ感。親子がどっちも嫌な奴(笑い）。一之輔。劇画タッチ
凧揚げでは体を大きく動かし、熱が入る。やり方で新たな発見があったとか。
一之輔「三方一両損」
枕。毎年言っているが、浅草演芸場で自分お前は林家ペー。トラブルがあって、
腹を抱えたこと、でやっぱりその後はやりにくい。前座がもらうお年玉のこと。
しっかり振り込んでいる、自分も銀行へ小銭とももっていったが、預け入れ手数料
と聞いてどうよと思ったこと。江戸っ子は宵越しの銭を持たないといったが、自分は
もつ。
お話。左官金太郎が3両拾い、落とし主の大工吉五郎に届けるがいったん落とした
以上、自分のものではないと受け取らない。大岡越前守に裁きを願い出るが。
喧嘩の2人と大家、どいつもこいつも江戸っ子、清々しいほど強情ッパリでバカ。
劇画タッチを織り交ぜてのキャラ描写が楽しいこと。
きいち「茄子娘」
お話。禅寺の和尚は茄子が好物、境内に畑あり。とある夜、突然現れた娘がナツの
化身という。ふらりと一夜を共にするが、悔いて修行の旅へ。5年後帰ってみると。
講談語り、気持ちが良くなってくる語り口なり。
一之輔「らくだ」
お話。らくだと言うあだ名で呼ばれている乱暴者がフグに当たって死んでしまう。
訪れた兄貴分は、せめて弔いの真似事でもと思うが金がない。通りかかったくず屋へ
香典を集めるとか、凄んでいいつける。嫌だといった死体を踊らせてみせるという。
火屋までたっぷりのフルバージョン。細やかに人物造形、エピソードの盛り込み増量
しながら勢い持続。長講で知られる、さん喬師匠で45分位のところ、1時間超という
熱演。ずっと飽きさせず、面白く聞かせるという妙技。凄いなあ。
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