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@水天宮前 日本橋劇場(2022/02/16 1ステージ)
1階指定席3900円 2階自由席3500円
小もん「手紙無筆」枕5+噺13分
雲助「あくび指南」枕1+噺24分
春輔「鹿政談」枕1+噺30分
仲入り13分
小満ん「鶯宿梅」枕1+噺27分
柳家権太楼 (一朝代演)「天狗裁き」枕14+噺20分
2022/02/16(水)晴 6:31-9:04PM(77/休13/63)前方中央 客席満員?(120?人)
客層:ベテラン中心、男性過半数。
客入れ:当日パンフ 1枚。
小もん「手紙無筆」
枕。寄席のコロナ対策いろいろ。
お話。知らぬのに知ったかぶりして代読する兄貴分。
歯切れ良く語り、兄貴分のおかしみ増し。
雲助「あくび指南」
お話。町内に出来た習い事処はあくびの指南という。
江戸っ子のカラッとしたバカッぷりと、師匠のむやみな趣の良さ、どちらも愉快。
パカッと大口を開けたりと顔芸が楽しい。
春輔「鹿政談」
枕。関西と関東の名前の違い。
お話。奈良の豆腐屋は雪花菜(きらず)を食べる神鹿を犬と見間違えて死なせて
しまう。神鹿を殺した者は死罪。捕らえられ、奉行所へ連れて行かれてしまうが。
おかしみ添えてたっぷりとうんちく披露(というねた)。とうとうと流れるような
リズミカルな語り口、洒落のスパイス添え。
小満ん「鶯宿梅」
枕。地下鉄での聞き違い体験。
お話。婿に入った若旦那、芸者遊びで小唄「春雨」の「鶯宿梅」を「養子臭い」と
聞き違い、居たたまれず帰ってしまう。隠居に由来を聞き、付け刃のうんちく披露を
思い立ち、茶屋へゆくが。
どこまでもとぼけた若旦那を舌足らずに演じて、全編おかしみ、愛嬌あり。ほっこり
するねこ。
柳家権太楼 (一朝代演)「天狗裁き」
枕。感染した一朝代演。自分の体験語り。ちょこちょこ笑いをまぶして芸人魂みせ。
無理せず休みのが肝心という教訓あり。
お話。記憶にない夢を勘ぐられても返答のしようが無い。あろうことか裁判沙汰に。
テンポ快調、わかっていてなお面白い繰り返しの笑い。架空の浮気相手が増殖して
いくのが愉快。
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