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＠赤坂 赤坂会館 6階稽古場(2022/04/06 1ステージ)
全自由 椅子席3600円 桟敷席3300円
朝之助「近日息子」枕2+噺15分
小満ん「渡しの犬」枕7+噺23分
文我「後家殺し」枕7+噺21分
仲入り10分
小満ん「六郷の莨（たばこ）」枕10+噺27分
2022/04/06(水)晴 6:43-8:47PM(77/休10/37)前方中央 客席ほぼ満席(40人)
客層：2世代、ベテラン中心、男性7割。
客入れ：座蒲団桟敷3列、椅子席2列。当日パンフ A5 3ページ。
朝之助「近日息子」
枕。小満ん師匠の会なので気持ちが高ぶっている。息子に元気づけられた。
お話。息子の阿呆ぶりに頭が痛いと横になる父親。これを一大事と勘違いする息子。
さらに長屋の連中が拍車を掛けて大騒動となってしまう。
勢いよく、リズムがいい感じ。クールとホットの対比に笑う。
小満ん「渡しの犬」
お話。ナサニエル・ホーソン「デヴィット・スワン」原作、とある人に頼まれて
翻案、落語化したとか。桜は別名夢見草といって。
お話。若者が江戸への途上、矢切の渡しを待つ間、土手で一眠り。わずかの間に
偶然の出会いからの幸運が次々と舞い込む。とはならずプレイバックと事の
次第語り。
ハートウォームなファンタジー、悪戯心もあり、ちょっと切ないのがいい。
洒脱な語りで気持ちよく聞かせてくれ。
文我「後家殺し」
枕。噺家への掛け声、すっとしてる町名のがいい。義太夫、人形浄瑠璃の太夫語りを
解説付きで語り聞かせ。笑わせながら勉強にもなり。
お話。義太夫上手の職人・常吉。それが縁で美人の後家といい仲になる。それを
聞いた友達がやっかみ半分イタヅラ半分で、後家が浮気とデタラメを吹き込んだ
ばかりに…。
関西弁で柔らかく笑いをまぶしながらの一席。巧い、カッコいい、講談めく語り口が
とてもいい。別の演目も聞きたくなるねこ。
小満ん「六郷の莨（たばこ）」
お話。度が外れた、たばこマニアが出会って、思いがけないバトルが始まって
しまう。
知られざるマニアの世界がタモリ倶楽部なお楽しみ。悲喜劇な展開と、落語らしい
地口オチが面白いねこ。