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＠半蔵門 国立劇場 小劇場(2022/04/11 1ステージ)
全指定5000円
あられ「初天神」10分
白酒「錦の袈裟」枕6+噺17分
市馬「蒟蒻問答」枕1+噺32分
仲入り14分
一之輔「意地くらべ」枕8+噺24分
権太楼「疝気の虫」枕15+噺24分
2022/04/11（月）晴 6：46-9:03PM（60/休14/63）下手前方 客席7割（500人）
客層：中高年男性最多、ついで20-30才代女性。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。当日パンフ B5 3ページ。
亡き噺家達の追想文。終演後規制退場。
あられ「初天神」
お話。おなじみ欲しがる子供とのバトル。飴、だんご、凧揚げから凧揚げのみ。
大人げない大人とよわる子供の微笑ましい絵面を、小気味よく描き。
白酒「錦の袈裟」
枕。いろんな娯楽があるがボクシング ゴロフキン・村田戦が盛り上がらなかった
のが不満。凄さが判ってもらえない、ＭＪと市馬がお江戸日本橋亭で競演するような
ものなのに（客席の反応薄め）。
お話。吉原に総乗り込み、袈裟衣の褌で大見栄を張ろうとするが。
与太郎の阿呆キャラがキュートで清々しい。
市馬「蒟蒻問答」
枕。季節の変化が激しいとこ、すれ違った白酒が夏の暑さ。
お話。にわか住職になったこんにゃく屋が旅僧と禅問答をすることに。黙っていると
凄い僧侶と勝手に勘違いされてしまう。
ブライテスト、からっと明るく、弾むリズムが心地良い。調子の良い、いい加減で
太々しいこんにゃく屋に笑い。
一之輔「意地くらべ」
枕。春風亭ぴっかり☆改め蝶花楼桃花の真打ち披露中、上席なのに満員の盛況。
泣いたのを見たことがない小朝師匠が、嘘泣きでなく。自分が真打ち決定の連絡を
受けたとき、一朝師匠はどうする？と聞いてきた、そういう指示とか一切しない
師匠。
お話。旦那の家に50円の無心、どうしても借りると譲らない。訳を聞くと。
頑固さで変態な江戸っ子達のバトルと、板挟みの職人の困り顔が見もの。
権太楼「疝気の虫」
枕。オミクロンで隔離体験。2回聞いたけど短めに。子別れをやるつもりだったけど
袖で一之輔を聞いてて、疝気の虫に変えた。三味線のそのさんがまだいたらやれる。
そのさんスタンバイ待ちの間、苦手な高座（クルーズ船と学校寄席）のこと。
お話。ふとしたことで疝気の虫の弱点を知った医師、早速治療に使ってみることに。
虫のキャラ芝居、声と顔芸に笑っちゃう。「おしまい」で終わるのが○。