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＠水天宮前 日本橋劇場(2022/05/12 1ステージ)
1階指定席4000円 2階自由席3500円 1階指定通し券11000円 2階自由通し券9000円
扇ぽう「子ほめ」13分
さん喬「野ざらし」枕11+噺22分
さん喬「鴻池の犬」枕12+噺32分
仲入り17分
さん喬「柳田格之進」44分
2022/05/12(木)小雨 6:31-9:07PM(95/休17/44)前方中央 客席3割 (80人）
客層:ベテラン中心、男性7割。
客入れ:当日パンフA5 3ページ。昨日の演目掲載。
扇ぽう「子ほめ」
お話。褒めれば呑めると聞いたけど、ドジな始末。
かなり早間で語り、聞き取りにくいところも。慌てなくても良さそうなのに。
さん喬「野ざらし」
枕。扇ぽう二つ目になったばかり、時間を気にして慌てて語らなくてもいいのに。
自分は二つ目になってさほど嬉しくは、真打ちはその時限りの試験をうけて、これも
嫌だった。
お話。しゃれこうべを釣った男の元に美女の幽霊がやってきたと聞き、我もと
釣り道具をもって向島へ。釣り客の中で一人盛り上がり、大迷惑。
洒落てて陽気で調子いい掛け合いが楽しいところ。
さん喬「鴻池の犬」
枕。東西の違い。落語は上方からきたものが多い。
お話。捨て犬の白、身の不運から豪商へもらわれていった黒・兄貴を訪ね、江戸から
大阪へ向かう。
人じゃないけど人情に長けた、ほっこりする噺。犬の仕草、表情が愛らしい。
さん喬「柳田格之進」
お話。商家の主人と碁仲間の生真面目武士・柳田格之進。50両を盗ったとの番頭の
疑いに覚悟を決める。主人は番頭の行き過ぎを責めるが後の祭り、柳田格之進は
返済のあと行方がわからなくなってしまう。
2人の出会い、周囲の風情とも仔細丁寧に語り、活き活きと世界と人間語り。
劇画調の人物描写には血が通っていて、ぐっとくるものあり。
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