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＠赤坂 赤坂会館6階稽古場(2022/06/29 1ステージ)
全自由 座布団席3300円 椅子席3600円
かけ橋「かぼちゃ屋」15分
小満ん「七八一九」枕6+噺27分
柳橋「船徳」枕6+噺32分
仲入り12分
小満ん「縮みあがり」枕4＋噺26分
2022/06/29(水)猛暑 6:45-8:56PM(89/休12/30)中段下手 客席9割(40人)
客層：ベテラン中心、男性過半数。
客入れ：座蒲団3列、椅子2列。当日パンフ A5 3ページ。お休み処「巣箱」が
列び奥に出来、茶室ですね。次回公演チケら販売、ゆっくりしていってくださいと
声掛けあり。
かけ橋「かぼちゃ屋」
お話。無為に過ごす若旦那。商売をとケツ叩かれ、路上にでるが。
無気力すぎて嫌な感じから、しだい天然ぶりをマイペースに発揮。面白し。
小満ん「七八一九」
枕。ビートルズが初来日した日とか。アイルランド系らしい皮肉なジューク例。
オバマ大統領下、駐日大使となったケネディは挨拶の冒頭で「道祖神の招きに
あひて、取るもの手につかず」と奥の細道の序文を引用、芭蕉と自身の心境を
重ねたとか。流石。奥の細道について。
お話。あえて面白がって馬が合わない通しが寄合、旅でもいうが行き先が案の定
まとまらない。ついてはご隠居にと相談に来たという。
がらっばち、色好みの遊び人へ、奥の細道ゆかりの地を教える隠居。凸凹やり取りが
愉快。いずれ江戸っ子の二人を、粋をわきまえた師匠が品よく愛嬌を持って語り。
心地よいねこ。
柳橋「船徳」
枕。コロナ禍の寄席は客が来ない。とりわけ前座が大変。自分たちが若い頃は寄席に
客が来ないのが普通だったから驚かなかったが。
お話。勘当された若旦那、親切に拾われて船頭稼業。危なかっしいので、仕事はさせ
まいとしていたが…。
たっぷりと劇画調にリアル語り。にわか船頭徳、自分勝手ぶりがあんまり酷くて
笑い。
小満ん「縮みあがり」
枕。法華経、妙法寺「堀之内のおそっさま」詣りのことあれこれ。
お話。3人でおそっさま詣り。途中、内藤新宿の遊廓で顔をのぞかせた女に一目惚れ。
お参りもそこそこに、ルートは正規に御茶屋へとゆくが名前がわからないので、
要領を得ない。気が急くので決め打ち、どうも怪しいお見立てとなってしまったの
だが。
いい年をしてわがままと言うか、子供のように素直な困ったおじさんに笑い。
ハッピーエンドかと思いきや、間抜けオチなのが愉快。表情が豊かに演じてなお
楽しめ。
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