[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠水天宮前 日本橋劇場(2022/09/14 1ステージ)
1階指定3900円 2階自由3500円
扇太「寄合酒」枕1+噺14分
小満ん「かんしゃく」枕11+噺14分
雲助「五銭の遊び」枕5+噺21分
仲入り18分
正雀「質屋芝居」枕4+噺21分
一朝「火焔太鼓」枕5+噺26分
2022/09/14(水)晴 6:31-8:52PM(97/休18/64)前方中央 客席5割(120人)
客層：ベテラン中心、男性過半数。
客入れ：感染対策。手指消毒、セルフもぎり。当日パンフ A5 3ページ。
扇太｢寄合酒｣
枕。顔を覚えてもらうコツ、誰に似ているかであれこれ。
お話。町内の若い衆が金がないので、肴をめいめい持ち寄りでのむことにしたが、
これが大混乱。
明るく闊達、程も良くて気持ちが良い。
小満ん｢かんしゃく｣
枕。実業家で喜劇好きだった原作者のこと。
お話。夏の夕方、さる実業家の屋敷、旦那は神経質な癇癪持ち、妻や使用人に口うる
さく小言を言っている。結婚間もない妻は辛抱できかね、実家に帰るが、案に相違
して、辛い言葉が待っていた。
いつにましてパリッとして男前、江戸前の語り口ですっきり。
雲助｢五銭の遊び｣
枕。若い頃、辛うじて吉原遊廓の名残があった。どんな風だったかというと。
お話。ある男が五銭で女郎遊びをしてきたという。その訳、次第を聞くてみると。
情け無いけど面の皮が厚い、調子がいい男が愉快。
正雀｢質屋芝居｣
枕。鹿芝居芸談。
お話。ある質屋、みな芝居好き。きっかけさえあれば、質草を小道具、衣装にして
芝居がかる始末。
太平楽な質屋一党、楽しげに芝居めき、巧すぎないのが○。女義太夫付きで贅沢。
一朝｢火焔太鼓｣
枕。師匠の柳朝が志ん朝師匠に強引に頼んで稽古をつけてもらった。居あわせた
自分もあろうことか、一緒に。志ん朝師匠にはやるなよと釘を刺されたけど、もう
許してくれるでしょう。
お話。恐妻家の道具屋が仕入れてきた、汚らしい火焔太鼓。女房になじられながら
店に出し音出しをすると、通りがかりの殿様が目をつける。女房に商売気を出すなと
いわれ、おっかなびっくりお屋敷に向かうが。
とても楽しい。テンポ上々。けんか腰の細君と、抗う亭主のテンション/脱力の妙。
[月間一覧］