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＠半蔵門 国立劇場小劇場(2022/10/27 1ステージ)
全指定5000円
まんと「出来心」9分
馬石「安兵衛狐」枕9+噺28分
雲助「庚申待ち」枕6+噺26分
仲入り17分
三三「高砂や」枕9+噺23分
権太楼「うどんや」枕10+噺26分
2022/10/27(木）晴 2:00-4:33PM(68/休17/68)前方上手 客席4割（250人）
客層:ベテラン中心、男性過半数。
客入れ:感染対策。検温、手指消毒。規制退場なし。前詰めで客席埋まり。
当日パンフ B5 3ページ 今回は席亭のエッセイなし。
まんと「出来心」
お話。別名、花色木綿。新人泥棒のとんまな次第。
テンポよく。バカ可愛い与太郎ぶり○。
馬石「安兵衛狐」
枕。落とし物をして交番へいって、もどかしいやりとりをした。落語のメモをいれて
いて、今日はその噺を。
お話。偏屈な源兵衛、花見にいくと言えずに墓見とつい。どうせなら女の墓をと興に
乗るが。
男女とも可愛げあり、ほんのり色気があるのも○。
雲助「庚申待ち」
枕。風習。いけないのはバレンタイン、昔は貰ったが最近は、もっといけないのは
ホワイト…。よくわからないハロウィン。江戸の庚申について。
お話。宿屋のあだ討ち原型。神仏を祀って徹夜をする行事、トンデモ話が続くので
つい殺人の次第を語ったが嘘が真になって、すわ仇かと捕まってしまう。
軽く狂った一夜のあれこれを膨らませて愉快。顔芸、仕草とも呆れる面白さ。
猿ぐつわをされるときの「パカッ」な口開けに爆笑。
三三「高砂や」
枕。街で面白いことなかった、楽屋が面白いと前の二人のこと。「ご縁」を大切に
している。
お話。若旦那の恋の橋渡しをした八っつあん。仲人をぜひにと頼まれるが、次第
分からず、隠居に相談。ご祝儀の謡いがどうにも覚えらない。
おバカで早とちりだけど、人が良い八っつあんにほんわか。
権太楼「うどんや」
枕。前座から辛いと思ったことはない、ずっと楽しかった、辛いと思うようなら
辞めればいい。帯の差し出し方、向きで前座に教えたこと。ほとんどの人には
どうでもいいことを教えるのが私達。売り商売で小声になること。
お話。酔っ払いとうどん屋のグダグダ問答。
細部に魂宿り、子細も湿らない暗くならない、たっぷり楽しむねこ。
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