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＠半蔵門 国立劇場小劇場(2022/10/27 1ステージ)
全指定5000円
枝次「からねけ」5分
兼好「短命」枕9+噺19分
市馬「妾馬」枕1+噺30分
仲入り15分
白酒「四段目」枕4+噺20分
さん喬「鼠穴」枕3+噺38分
2022/10/27(木）晴 6:46-9:10PM(64/休15/65)最前方下手 客席5割（300人）
客層:2世代、男女半々。昼の部より広い年齢層。
客入れ:感染対策。検温、手指消毒。規制退場なし。前詰めで客席埋まり。
当日パンフ B5 3ページ 今回は席亭のエッセイなし。
枝次「からねけ」
お話。与太郎がなぞなぞで機知をみせる噺。からぬけ＝出し抜いたの意。
小咄くすり笑いでさらりと。
兼好「短命」
枕。前座が短いので考えてる時間がない。いい話題小室K〜恋人と違う夫婦の
難しさを、にこやかに毒を吐きながら。場内笑い絶えず。
お話。美人の後妻に嫁いだ婿が次々頓死。与太郎はその訳が察しられずに珍問答。
パキパキと表情豊かにコミカルに笑いどころ盛り。楽しいなあ。
市馬「妾馬」
お話。殿のお目にとまった長屋のお鶴がお世継ぎを産み、兄の八五郎が殿に目通りを
許されるが。
ブライテスト、朗らかに気持ちよく。
白酒「四段目」
枕。寄席は足湯、余り通うのはどうか、寄席側も長居は厳しい椅子にしていたり。
お話。芝居好きの丁稚、お使いが遅いへの言い訳に失敗、罰に蔵に閉じ込められて
しまう。そこでも芝居好きが高じて、ごっこを始まる始末。
あーゆえばこーゆう、小僧の苦し紛れと目の泳ぎ具合が愉快。いい声、名調子で
はまり具合の程を見せて、さらに楽しく。
さん喬「鼠穴」
枕。気候、時節のこと。
お話。一文無しで無心にきた弟に、兄が貸した金は三文ぽっち。弟は恨みを抱き
ながら、粉骨砕身して稼業を成功させる。返金がため訪ねた夜、弟は兄の本音を聞き
心許す、がとんでもない災禍に見舞われてしまい。
兄の善き面をためらいの間や陰る表情でちら見せ。後半の「鬼」とコントラストより
くっきり。現実はそう悪くないと、夢落ちの違和感も和らげた感。熱演の末に定番の
ダジャレサゲ、中身のなさが落語してて○。
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