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＠水天宮前 日本橋劇場((2023/02/28 1ステージ)
全自由3900円
権太楼・さん光 オープニング（ネタ決め） 18分
辰ぢろ「たらちね」14分
権太楼「質屋庫」枕8+噺37+解説3分
仲入り10分
さん光「浮世床 本」枕3+噺9分
権太楼「大工調べ 序」枕5+噺27分
2023/02/28(火)晴 6:45-8:59PM(1'20/休10/44)前方上手 客席6割(150人)
客層：ベテラン中心、男性過半数。
客入れ：11/18中止公演の振替。開場時30人位。当日パンフ A5 3ページ。全ねた掲載
権太楼・さん光 オープニング（ネタ決め）
権太楼師匠トーク。ステロイドの副作用でむくみ。煙草止め、酒は呑んでる、甘い
ものが食べたくて、体重が増えると寄席の時間が短く。復帰までの50日、ざんまいで
やった100席を2席ずつおさらい。お客さんのリクエストで2席、私の傲慢さ。
今日は決めてきた1席「質屋庫」とリクエスト1席。さん光アシストで1〜100番から
客席から暗号を上げてもらう。ねたかぶり（小僧がでてくるのはダメ）と時間配分を
考えないといけない。安全をとって5席上げて選ぶ。死神、井戸の茶碗、大工調べ、
らくだ、心眼（だったかな）から客席から同意の声が上がった、大工調べ。やめた
方がと囁く、さん光の声を聞きながら、啖呵ができるかなと呟きながら意を決して
選択。今後のざんまいはこのスタイルでねたを決めていくとのこと。
辰ぢろ「たらちね」
お話。大家が持ってきた縁談、玉に疵は言葉が丁寧すぎること。
1.25倍速落語。リズミカルで声も通るけど、名前を読み上がるシーンが、にしても
棒読みが過ぎ。
権太楼「質屋庫」
枕。昔は町内に質屋があった。見習い前座をしていた頃、呼び込みがバカらしくなり
ラーメン屋に行こうとしたがお金がない。時計を質草にと出したら、店主が寄席の
客で、自分を質草にして貸してくれた。それを聞いたモノが落語家だと言ってが
お前はダメと門残払いだったとか。
お話。質屋に奇妙な噂、3番蔵に幽霊が出るという。店の信用にかかわると旦那は
番頭を呼び出し、見はりを命じ。怖がりの番頭は暇に出してくれと及び腰、もう一人
・猛者の熊五郎をつけてやると言われ、しぶしぶ引き受けるが。
番頭へ黒繻子の帯ほしい女房の話を延々、何ごとかと思ったら、いわば枕という。
この後複数キャラとの交渉毎となり、たび笑いの波が来るという。そんな構成と、
キャラのコントラストが楽しい一席。権太楼師匠、闊達、楽しそうでなにより。
緞帳が下がるのを止めさせて、解説。落語家が面白いのは、旦那が番頭にする繻子の
帯のくだり、あれは長い枕。そう気づいた時のお客さんを観るのが楽しい。いい客が
いないと出来ない噺。
さん光「浮世床 本」
枕。さっきもだけど、師匠が隣にいるとしゃべれなくなる。話がでたよう真打ち昇進
が決まった、名前はどう決めたか話。
お話。床屋で読めない本読み、職人仲間がめざとく見つけてちょっかいを出す。
暗くなく明るすぎもないほどよさ、トンマ愛が感じられる一席。
権太楼「大工調べ 序」
枕。親父は大工だが地味、母親が江戸っ子、近所で鬼婆とも、勢いが凄かった話。
お話。家賃を貯め込み、かたに道具箱を大家に差し押さえられた大工・与太郎。
心配した棟梁が与太郎をつれて謝りにいくが、とんだ口喧嘩が始まってしまう。
心配してた啖呵が勢いよく。与太の脱力との対比も愉快。回復は十分ではないの
だろうけど、パワーアップしてるという。
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