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＠浅草 浅草九劇（2023/06/01-11 12ステージ)
全指定 一般5800円 DVD付きチケット9000円
作：山本卓卓[範宙遊泳] 演出：岩崎う大[かもめんたる]
美術：原田 愛 照明：林 之弘（六工房） 音響：小川陽平 衣裳：山下 由
舞台監督：本郷剛史 演出助手：畑田哲大 照明オペレーター：高橋翔太郎（六工房）
宣伝美術：相澤祥子 宣伝写真：刈馬健太 宣伝ヘアメイク：平井寛功：中牧亜弥
プロデューサー：森永恭平、島原大輔 主催：レプロエンタテインメント 浅草九劇
協力：ＢＳ松竹東急
出演：
川島海荷 ：熊村亜寿）
岩谷健司 ：熊村丸慈（亜寿の父）
郡山冬果［文学座］：熊村美都（亜寿の母）
ベンガル［劇団東京乾電池］：蓑原憲（亜寿の祖父）
浜名一聖［山田ジャパン］：タランチュラ米櫃
岩崎う大 ：ディレクター
「演劇で、テレビドラマで、」企画1回目。TV版は7月に放映とか。
舞台。中央にロココなダイニングテーブルと椅子がタグ上に前後縦置き。部屋は
白いロープで出入口、壁を縁取り。
お話。8年前、突撃ロケ番組のTVクルーが熊村家にやってきた日。娘の恋人「君」
ちゃんの誕生日を家族と祝おうとした矢先の乱入に、ドタバタした一部始終。
現在と8年前を重ねながらの、賑わい/センチメンタルな追想次第。
端から開示してのメタ趣向。過去と現在、舞台と客席を越えられる「演劇的」なこと
前提での運び。そこらのドタバタと不思議を面白く。過去からみた未来が懐かしくも
同じではいられないという切なさでやがて覆われ。「君」には観客の意味もあり、
家族題材で視点の共有、共感も多々あり、味わい深し。能力あるのにつまずいた父親
役の岩谷さんが旨い。元名優役の祖父役のベンガルさん、慧眼とお惚けの混交が
面白し。
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