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＠水天宮前 日本橋劇場(2023/06/13 1ステージ)
1階指定3900円 2階自由席3500円
貫いち「やかん泥」11分
一之輔「反対俥」枕8+噺20分
夢丸「ちりとてちん」枕11+噺24分
仲入り14分
夢丸「お血脈」枕12+噺12分
一之輔「藪入り」枕8+噺35分
2023/06/13(火)曇 6:31-9:06PM(74/休14/67)前方中央 客席9割(230人)
客層:20-30才代女性とベテラン、男女半々。
客入れ：一之輔人気で大入り。感染対策とくになし。当日パンフ A5 3ページ。
次回チケの先行販売。
貫いち「やかん泥」
お話。すっとこどっこいな新米泥棒。
コロコロと可愛げもって語り。
一之輔「反対俥」
枕。日本橋劇場も改修、お江戸日本橋亭は閉所と場所が減っている。梅雨でやる気が
…。浅草はインバウンドで。この世には人力車に乗る人間と乗らない人間がいる。
お話。急いでいるのにのっそりと進まない、進めない車夫。お爺ちゃん車夫には孫が
いて、息子の嫁とは敵対、車夫は長年の夢だったというが。
ドメスチックなドラマ（ぼやき）を持ち込んで長講。落語にしてもあんまりな非力
ぶりに笑い。幕切れのどんでん返しがいい。
夢丸「ちりとてちん」
枕。この回の楽しみは2人で飲みに行くことだが、一之輔兄さんはいまや超有名人
なので。普段着が着物の自分だが目立たないよう今日は洋服を持参した。日本語学校
で落語をしてきた。蕎麦を食べるふりをすると、拍手する人と嫌な顔をする人に
別れる。文化の違いなのか。手ぬぐいで鼻をかむ、開けてみるとやったところ。
お話。振る舞いの予定が変わり、せっかくがごちそうが無駄になると、大家はほめ上手
を呼んで振る舞い、いい心持ち。正反対の嫌みな男をぎゃふんと言わせようと、
いたずらを思いつく。
一之輔に続いて、人によっては煩わしいかもなオーバーアクション。調子の良さと
賑わいを楽しむねこ。
夢丸「お血脈」
枕。いろいろな場所で落語を、大型客席で、お寺で。良いとこ、こまったこと。
お話。善光寺が免罪符なお血脈の印を施しはじめ、おかげで地獄は閑古鳥。
閻魔大王は石川五右衛門へ盗み出すよう命じるが。
芝居がかりでダンディなとこ、気の良いお兄さんなとこの同居がいい。
一之輔「藪入り」
枕。袖から観てると暗幕を背にして、夢丸の飛沫が。本作品定番の枕を。だじゃれは
教わったままやってますと、ダサさの言い訳。
お話。奉公中の息子が三年目の藪入りの日に帰ってくる。父親は待ち遠しくて、
朝から落ち着かない。
親ばかコメディからの泣ける人情噺。さらっと仕上げていい感じに。
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