[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠浅草 浅草見番(2023/06/18 1ステージ)
全自由 前売3600円
二之吉「饅頭怖い」13分
こはく「臆病源兵衛」枕8+噺16分
雲助「千両みかん」 枕5+噺24分
仲入り11分
雲助「名人長二 -清兵衛縁切り-」38分
2023/6/18(日）晴 1:00-2:55PM(66/休11/38)中段上手 客席満員(100人）
客層:ベテランと20-30才代女性、男性過半数。
客入れ:感染対策。検温と手指消毒は任意。座布団7,8列。次回9月の回前売。
二之吉「饅頭怖い」
お話。恐い物をあげていると、饅頭というから奇妙。懲らしめてやろうとするが。
バタバタと前のめり。でも恐い虫尽くしには客席シーン。熱い肉まんを頬張っての
慌てぶりに笑いあがり。
こはく「臆病源兵衛」
枕。持ち時間より早く上がると一言ある師匠、時間に厳しいが自分はまもらない（
そんなに一門）。謝楽祭二ツ目によるイベントでお化け（＝物故の師匠達）屋敷を
提案したが、既読スルーされた。焼売と餃子のポンシュウ、2.5割旨い屋台を仲間と
出します。
お話。臆病な源兵衛へ悪戯しようと、女を餌に夜、誘い出すことに。恐がりだけど、
スケベ、また酒飲みなのでまんまと釣られてしまう源兵衛。
テンポいい、さらっと上手くて○。
雲助「千両みかん」
枕。梅雨の晴れ間、今日は旧暦の五月一日、髪結新三冒頭の台詞で。今時のかき氷は
大盛り、体が冷え切ってしまわないか。
お話。患っている若旦那に訳を尋ねると、真夏なのにみかん食べたい、できないので
臥せっているという。番頭は安請け合いするが実際難題、あわや主殺しになれば
磔と言われ、なんとか手に入れようとするが。
間がよくて、折々でみせる顔芸がまあ愉快(客席から二度笑い頻発）
雲助「名人長二 -清兵衛縁切り-」
枕でこれまでの粗筋。若くして名人と謳われた指物師・長二が自分の出生の秘密を
知る。名乗ってくれと両親に迫るが粗暴を働かれ、悶着の末殺してしまう。
親方に害が及ばぬようにと、縁切りがため、悲しい算段をする。
劇画タッチの人情噺。陰影に富んだ人物描写が素敵。キャラ別けも見事で聞かせる。
[月間一覧］