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＠半蔵門 国立劇場小劇場(2023/07/07 1ステージ)
全指定5000円
駒介「たらちね」10分
白酒「厩火事」枕10+噺18分
市馬「片棒」枕3+噺25分
仲入り17分
兼好「鈴ヶ森」枕12+噺15分
権太楼「井戸の茶碗」枕8+噺33分
2023/7/7(金）晴 6:45-9:16PM(66/休17/68)中段上手 客席8割（500人）
客層:2世代、ベテラン男性6割。
客入れ:感染対策不明。当日パンフなし。女子トイレは男性用に変更。
駒介「たらちね」
お話。大家が持ってきた縁談、玉に疵は言葉が丁寧すぎること。
若年寄りな、隠居に渋い味わい、与太郎とのコントラストか愉快。
白酒「厩火事」
枕。接客業はAI化、寄席も。談志を創れる。間違えないし、ちゃんと高座にあがる。
でも、お客は気の抜きどころが無くなるかも。マッチングアプリでが3割、お見合い
もまだある、世話人が大変。
お話 道楽ものの亭主に愛されているか疑念を抱く女房。隠居に相談すると、
見極め方を教わるが。
ドライ（クール）とウェット（ホット）のギャップが面白い。
市馬「片棒」
枕。節句の日付は奇数で陽、邪気を呼ぶので、払うための行事を。ケチは寄席に
来ないので噺のネタに出来る。ケチの小咄を幾つか。
お話。三兄弟を前に、悋気な父親は自分の葬儀をどうするのかと聞いてみたが。
一部歌謡ショーで自慢の喉を。活き活きとして愉快な音曲噺に。
兼好「鈴ヶ森」
枕。携帯が替わると電話の出方(指使い）がわからない、おかげで指払いが縦横＝
キリスト教徒、でもないのに。マイナ保険証、団塊の世代が居なくなるまで、
待てばいいのに。
お話。新米泥棒が間抜けすぎて使い物にならない、朝から親方に怒られてばかり。
怒ると言葉が丁寧になる親分と、スットコドッコイな新米のやり取りが愉快。
権太楼「井戸の茶碗」
枕。自分も団塊の世代。高校時代、試験の日は半ドン、末廣亭へ。前に座っていた
アベックの片割れが年寄りばかりと、桂文楽の高座途中で帰った（なんで）。
寄席は、年寄りの噺家が頑張っている場所です。
お話。代行頼まれた仏像がお値打ち発見、頑固な売り手と買い手に阻まれて仲介の
屑屋は四苦八苦。
導入が長めだったけど、その分丁寧。活き活きと口演、なんかもう嬉しくなるねこ。
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