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＠新宿 プーク人形劇場(2023/08/10-13 4ステージ)
全自由 前売2800円 当日3300円（若干名）
東村山 「ＣＭ家族」枕5+噺12分
ごはんつぷ「スクキャット」枕2+噺14分
ぐんま 「土底の英雄 どていのヒーロー」噺24分
今輔 「二人の魔王」枕7+噺15分
天どん 「折衷案」枕6+噺17分
仲入り15分
駒治 「楽しい山手線」枕5+噺10分
小ゑん 「長い夜」枕10+噺28分
2023/08/10(木))晴 6:01-8:52PM(1'42/休15/54)前方 客席6割(60人)
客層：20-30才代女性とベテラン男性。女性過半数。
客入れ：感染対策。検温なし手指消毒任意。当日パンフ無し。ベンチシート、最前列
以外は余裕を持って着席出来。
東村山「ＣＭ家族」
枕。白鳥の弟子、師匠は弟子に興味がないようだ。
お話。妻が突然病気告白、ＣＭに極度に感化されてしまうという。どういうこと？。
弱声からの溌剌突発、真顔で一層可笑しい悲喜劇。
ごはんつぷ「スクキャット」
枕。プークで困ること、楽屋からの螺旋階段が狭い。
お話。迷い猫の奇抜なパフォーマンスがSNSでバズる。飼い主が現れ、話を聞くと
どうも同じ状況なのだが、ある疑惑が。
ミステリー仕立て、意外な展開、トホホなサゲ(とちったけど）がいい。
ぐんま「土底の英雄 どていのヒーロー」
枕無し。お話。覇権を争う、上方と関東のある種族。そこに大災害の危機が迫って。
超落語。昭和残侠伝＋アベンジャーズですか？なスケールのでかさ。濃いキャラ芝居
扇子6本使いの武器見立て、動き大きく高座が狭いとエンタメの楽しさ。
今輔「二人の魔王」
枕。プーク寄席は2000年の1回目から、新作の申し子と呼んで。死後名声を得るタイプ
で行きたい。信長と似た、強権的な武将がいたと足利義教のこと。
お話。室町幕府・歴史伝奇ロマン。足利義教の前に乞食坊主が現れ、予言を口にした
ことから、歴史の歯車が狂い始める。
「超歴史スペクタクル」とか。劇画調＋くだけた現代口語語りで面白く。
天どん「折衷案」
枕。決まり文句「お暑い中を」が今は本気で。誰かに伝えないと気持ちが収まらない
悪夢。今知っても使えない、円丈ハラスメント対策。
お話。中華屋、普段単独の夫婦が今日は2人で来店。麻婆豆腐vs四川風で侃々諤々の
やくたいもない口論。店長が割って入るけど、火に油。
どうでもいいことをツッコむ、畳みかける、すごく面倒くさい夫婦と、困り顔の
店長のやりとりがいちいち面白し。
駒治「楽しい山手線」
枕。ありがたいプーク、家から近い。変わってる幡ヶ谷駅周辺。
お話。山手線で急行の運用開始。駅選びの会議が行われる。
鉄道落語。駅キャラと言い分が面白し。
小ゑん「長い夜」
枕。協会で新作落語を公募、280以上が集まって読んでいるが、つまらない、
判らない。落語の形式をまず学んでほしいと、具体的にダメ出し。
お話。空と大地が久方ぶりに地上の人間達を観てみると。
東京各所、新旧キャラと風俗を演じ分けるオムニバス。昭和なおじさん達の愛すべき
ダメ加減が楽しい。
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