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＠人形町 日本橋社会教育会館ホール(2023/08/31 1ステージ)
全自由4000円
枝平「浮世根問」13分
権太楼「鰻の幇間」枕18+噺29分
仲入り13分
さん光「新聞記事」枕8+噺10分
権太楼「へっつい幽霊」枕9+噺28分
2023/8/31(木)猛暑 6:46-8:55PM(60/休13/56)中段上手 客席8割（160人）
客層:ベテラン男性7割。
客入れ:感染対策 特段なし。当日パンフA5 3ページ。権太楼百席と冠してたけど、
今回は趣旨説明なし（通常運行？）。
・枝平「浮世根問」
お話。森羅万象の事物のルーツを尋ね、屁理屈で応える。
はなからガラッバチ口調で思わず笑ってしまう。執拗に繰り返し質問するキャラが
ちょっと恐いけど、もはやナンセンスな面白さあり。へそ曲がりで負けず嫌いの
隠居が押され気味なのが愉快。
・権太楼「鰻の幇間」
枕。8月はずっと寄席（頑張った）。散歩（兼稽古）は暑すぎて×、家にずっといて
大谷翔平が好プレイすると１日嬉しい。鎌倉でさん蕎さんと二人会、唐茄子屋政談、
船徳と若旦那かぶりだったが。唐茄子屋で「入った」、もう気持ちがいい。
中空に権太楼が２人いて、良いねと言ってくれていたとか。
お話。野幇間、旦那に鰻屋に連れられていくが甲斐がなく。
闊達で楽しい、浮かれた中にリアルな真顔をチラ見させてく、細かいとこも面白い。
・さん光「新聞記事」
枕。（開口一番）すみません、9月から真打ちになります。師匠の挨拶を、楽しみに
していたが…。推しのアイドル キラ・メイちゃんのこと。なんで話したかというと
今日の新宿でのライブが丸かぶりで行けなかったから。
お話。洒落落ちの悪戯をされた与太郎、誰かに仕返そうとワクワク巷に。
ずっとバタバタ、変に気持ちを込めない、オフビートのコミカルさ。
・権太楼「へっつい幽霊」
枕。高校生の頃、試験を終えた午後は末廣亭へ、寄席は老人が頑張るところ、そんな
年に自分もなってしまった。錚々たる出演者だった東横落語会、へっつい幽霊の
「へっつい」が分からない、そればかりが気になっていた。何故、こんな話をして
いるのかと言うと…。
お話。道具屋にあるへっついから幽霊が出て、誰が買っても返しに来るという。
剛毅な博打打ちの熊五郎は気にせず、もらう受けることに。その夜。
ベースは江戸っ子、剛柔、幅の広いキャラを活き活きと語り分け。楽しいなあ。
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