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＠人形町 日本橋社会教育会館ホール（2023/09/20 1ステージ）
全自由 4000円 通し特別料金7500円
小きち「松竹梅」15分
さん喬「猫定」枕6+噺46分
仲入り20分
さん喬「抜け雀」枕7+噺31分
さん喬「鴻池の犬」枕2+噺39分
2023/9/20（水）雷雨/曇 6:45-9:33PM(68/休20/80)下手中段 客席7割（150人）
客層:ベテラン男性中心、20-30才代女性も結構な2世代。
客入れ:感染対策、特段なし。携帯電源オフを再三お願い、やり方が判らない人は
教えますと事故防止がため懸命。当日パンフ A5。物販。次回11月の回前売。
サイン本を売り子2人で積極的に即売中。
小きち「松竹梅」
お話。三兄弟、結婚祝いの余興をと、本番は散々。
口は悪いが他意はなし。スットコドッコイな言動を愛らしく、スッとカラッと語り。
さん喬「猫定」
枕。合わせ鏡、裏を見せるものだが深い意味はなく、誰もタイトルに使っていなかっ
たので。小さんはご存知のよう賭事が大嫌い、楽屋で見つけると激怒してた。
お話。助けた猫の鳴き声しだいで博打で大もうけ。お上の目にとまるところとなり、
身を潜めている間に性悪の女房が浮気、ついで夫殺しを画策。主人の敵討ちを猫が
するという、変わり種の怪談、人(猫)情噺、
主要キャラに陰影を負わせ、しっとりじっくりと聞かせ。１人芝居の域だけど、
落語なとんま笑いをまぶして面白く。
さん喬「抜け雀」
枕。前座時代、50年前の旅。乗っているだけで疲れる、乗り物に振り回された。
お話。無一文の男が宿代替わりにと描いた雀が外に飛び出したから大変。閑古鳥の
宿屋が見物人で大繁盛。そんな中、さる老人が絵に手抜かりがあると指摘して…。
「猫定」から一転のブライテスト。快男児と天然キャラとも皆愛らしい、情愛を
多めに添えて、暖かく心地良いところ。
さん喬「鴻池の犬」
枕。ここで終わりと思ったらもう一席。独演会で三席もやらなくても…と思ったが、
六席やってた人をネタ帳で見つけた。上りと下り、電車の1号車は皇居の方向、
昔は上方中心、東は下り。国それぞれの良さがあるもの。
お話。捨て犬の白、身の不運から豪商へもらわれていった黒・兄貴を訪ね、江戸から
大阪へ向かう。
人より人情に長けた犬たちの通いあいにほっこり。犬の仕草、語り口が卑怯なほど
可愛いという。
最後に名前を言い間違えた、ふと思いついてやったのがいけなかった。お気づきの
ように今日は動物三話にて。
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