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＠人形町 日本橋社会教育会館ホール（2023/09/22 1ステージ）
全指定3900円
しゅう治「真田小僧」14分
夢丸「幇間腹」枕10+噺17分
一之輔「茶の湯」枕5+噺38分
仲入り17分
一之輔「饅頭怖い」枕1+噺18分
夢丸「冥土の喧嘩」枕4+噺26分
2023/9/22(金）雨 6:45-9:18PM(87休17/49) 客席ほぼ満員（180人）
客層:20-30才代女性とベテラン男性、男女半々。
客入れ:感染対策 特段なし。後方席まで満遍なく埋まり。当日パンフA5。
挙手アンケートで前回までの日本橋劇場と間違った人ぽちぽち（一之輔も直前まで
思い込み）。
しゅう治「真田小僧」
お話。子供が小遣いをせびるが親は渋る。母親の浮気を匂わせる話しを餌にまんまと
せしめてしまう。
くっきりしゃっきりと小憎らしい子供語り。
夢丸「幇間腹」
枕。寄席でやるまいと決めていたことを破ってしまった。代演都合で娘連れに、
終えての彼女のコメントは…。前座に異変、講談ばかり、落語は希少に。
お話。退屈しごきで素人鍼灸をしようと若旦那、たいこ持ちの一八に目をつけて。
賑やか、パニック、スラッブスティックな可笑しさ。ドイヒーだけど明るくて
いいね。
一之輔「茶の湯」
枕。劇場間違えるところだった。劇場の名前に一言。日本橋といってるエリア広すぎ。
ネタ帳が手元になくて過去ネタがわからず、SNSサーチしたら。楽屋ではずっと
昭和のテレビネタを２人でしてて、すごく楽しい。
お話。知ったかぶりの隠居の茶の湯がとんでもない。
脱線続き。端から「根岸の師匠」話。隠居が若いとき、凝っていたのは鍼と芝居と
落語パロ。「漢の茶の湯」と称し、きりのない小ネタを経由、闇堕ちした茶の湯
世界へと。サゲは古典回帰。
自由度高すぎだろうという、絶えない面白さ。
一之輔「饅頭怖い」
枕。出囃はザワワ〜ザワワ〜と森山良子（夢丸とのTV番組ネタ続き）
お話。恐い物をあげていると、饅頭というから奇妙。懲らしめてやろうとするが。
嫌いなものは戦争、差別と意識高すぎる長屋連中、古典落語からずれていくという
苦笑展開。ダジャレの変化球経由でそう言うことでなく！で戻し。饅頭あれこれの
銘柄にクスリ笑い。
夢丸「冥土の喧嘩」
枕。いつに増して自由な兄さん。
お話。おしどり夫婦が痴話喧嘩で事故死、後追自殺。親代わりだった大家が夫婦の
墓石を建てるも、なぜか一日に三度揺れ動いて傾く。さてはあの世でも喧嘩！？と
思っていたが、初七日の夜半に亭主が現れて。
陽気な怪談、調子が良くて喧しい夫婦の幽霊登場。闊達に語って、何も後に残さない
のが心地良いところ。
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