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＠人形町 日本橋社会教育会館ホール（2023/10/16 1ステージ）
全指定3000円
左ん坊｢狸の札｣16分
圓太郎｢大工調べ 序｣枕9+噺31分
きく麿｢殴ったあと｣枕9+噺20+歌4分
仲入り14分
圓太郎｢緑林門松竹より またかのお関｣枕2+噺41分
2023/10/16(月）秋晴 6:44-9:10PM(89/休14/43)下手前方 客席5割（100人）
客層：ベテラン中心、ついで20-30才代女性。
客入れ：感染対策 特段なし。当日パンフ A5 3ページ。次回2月公演チケットの
先行販売。
左ん坊｢狸の札｣
お話。恩返しでお札に化けた狸、まんまと騙し通せるのか。
狸カワイイ、すっとした運びで心地良し。
圓太郎｢大工調べ 序｣
枕。柳家はぴしっとしてる。楽屋の雰囲気が変わってきた。お茶のおかわりを頼むと
怒られると思うよう。内申書に触ることはしないな前座達。喧嘩がダメはいけない、
巧く仲直りが出来なくなる。
お話。家賃を貯め込み、かたに道具箱を大家に差し押さえられた大工・与太郎。
心配した棟梁が与太郎をつれて謝りにいくが、とんだ口喧嘩が始まってしまう。
江戸落語、立て板に水の頭の啖呵と、ホンキートンクな与太郎の凸凹が愉快。
筋を通し続ける大家の哀しい憤りがよく判り。
きく麿｢殴ったあと｣
枕。いろいろのリアルなねた話。
お話。商談成立、上司と部下の祝いの席。仲居を詮索、訳あるかもと聞いて見ると
聞きしに勝る半生で。
いつの間にか浪曲語り、グルーブが高まったところで落語ばかりでなんなんでと、
噺にも登場の歌謡ショー、終わったかと思わせて昔の名前ででています♪を3番まで
歌いきり。自由、面白くて巧い。
圓太郎｢緑林門松竹より またかのお関｣
枕。人は2つの心を持つ。
お話。前段、剣術使いの天城豪右衛門。常磐木に振られ，腹いせに身請けを画策。
常磐木はまぶの惣次郎とすわ心中．これを見かねた盗賊の平吉は250両の証文を渡し。
ここから、惣次郎は二つ名の悪女・またかのお関を尋ねるが．美人局に証文を
取られてしまう。平吉は取り返しに行くが、お関は旧知、わりない仲となる。
そこに按摩に化けたお関の元夫の新助が訪ねてくる。お関は新助の毒薬を酒に入れて
殺し、懐の60両まんまと奪う。
圓朝作、円生の落語。悪い奴らばかり登場のピカレスクもの。抑制も凄味ある、
色気欠かさずに語ってもう魅力的。続きが聞きたいねこ。
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