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＠水天宮前 日本橋劇場(2023/11/20 1ステージ)
1階指定席4000円 2階自由席3500円
駒介「真田小僧」10分
白酒「お見立て」枕9+噺19分
雲助「ずっこけ」枕6+噺19分
仲入り18分
長講リレー 真景累ヶ淵
馬石「豊志賀」枕1+噺35分
龍玉「お久殺し」38分
2023/11/20(月）晴 6:20-8:56PM(62/休18/75)前方下手 客席9割（350人？）
客層:2世代、20-30才代女性とベテラン男女。女性過半数かな？。
客入れ:感染対策特段なし。当日パンフ A5 2ページ。お客急増。1Fはほぼ満員、
2Fは20人からいる盛況。
駒介「真田小僧」
お話。子供が小遣いをせびるが親は渋る。母親の浮気を匂わせる話しを餌にまんまと
せしめてしまう。
くっきり歯切れよく。
白酒「お見立て」
枕。後半に馬石、龍玉のリレー、２人は頑張ると思いますので。落語会の会場が
無くなって、お客さんも。噺家もホストのテクニックを学びたいという話。
行ったことがあるが、どーかと言う人もいる。男の方は誉めればいいと言う。
お話。田舎者の杢兵衛大尽が嫌いな喜瀬川花魁。あーだこーだと座敷に出られない
言づてをするがしつこさ止まらず、ダメ。
純情で骨太なお大尽と、クレバーで毒吐小悪魔な花魁。板挟みの若い衆。エキセン
トリックと冷血の対比、声色と顔芸が楽しい。
雲助「ずっこけ」
枕。一門で呑むときはいつもヒヤ（燗せずそのまま）。今はヒヤというと冷酒が
出てくる。常温と言うのだとかで野暮。「まま」はどうか。
お話。居酒屋で酔っ払った熊公、仲間に介抱されながら自宅へ戻るまでのあれこれ。
酔っ払いのトホホさと太々しさ、困ったもんだなな有様を顔芸と語り口でたっぷり
と。雲助師匠らしくて愉快な一席。
長講リレー 真景累ヶ淵
馬石「豊志賀」
枕。２人の長講、不安ですか？、やるしかないので。
お話。三遊亭円朝「真景累ケ淵」落ちぶれ旗本の深見新左衛門。取立に来た按摩宗悦
をはずみで殺してしまう。宗悦の祟り。新左衛門は誤って妻を殺し、自分も死、
そして子供にも因果応報して大変。(今回ここから）宗悦の長女＝豊志賀と深い仲に
なった相手＝新左衛門の子・新吉。仇通しと知らず、どっぷりと交わす恋、やがて
怪談話に。女義太夫・豊志賀の悲恋、怨念を描き。七間町の長屋に行く手前まで。
流れるようにまた艶っぽく、酔わせる語り口に因業な恐怖と哀しみが顔を出す。
赤坂会館での通し上演はどこまで行ってるのかしらん？。
龍玉「お久殺し」
お話。豊志賀の墓参で出会った新吉とお久。その場でお久の実家・下総羽生村へ
駆け落ち。日が暮れた鬼怒川を渡ると累ヶ淵。お久の顔をみれば、あろうことか
豊志賀。新吉は心ならずもお久を殺してしまう。土手の甚蔵の家に居候になるまで。
劇画語りで陰影深く。時々キャラ笑いをまぶし。物語の先が気になるところ。
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