[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠浅草 浅草見番(2023/12/16 1ステージ）
全自由3900円
わたし「初天神」13分
雲助「安兵衛狐」枕7+噺17分
柳枝「星野屋」枕10+噺17分
仲入り11分
雲助「掛け取り」枕3+噺33分
2023/12/16(土）晴 12:58-2:51PM(66/休11/36)中段上手 客席ほぼ満員（130人）
客層:2世代、ベテランと20-30才代女性。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。後方椅子席は4列に増席。桟敷も増席。
わたし「初天神」
お話。おなじみおねだりする子供とのバトル。
飴、団子まで。お父さんがバリバリ、テキ屋もくせ者、子どもは比較的素直で、
親の団子詐欺をオウム返しする様に笑い。
雲助「安兵衛狐」
枕。浅草の食べ物屋を歩き語り。噺を聞くより散策が良いようで。変わったペットの
話しからキツネ、狸〜長家の付き合い方。
お話。同じ長屋の連中に「萩を見に行くのか」と誘われるが、偏屈な源兵衛は
「墓を見に行く」と言い返して後悔。意地になって谷中へ、墓の前で酒を飲みはじ
めると、風で卒塔婆が倒れてしゃれこうべが剥き出しに。気の毒に思い、酒をかけて
供養すると、その夜、女の幽霊がお礼に訪ねて来て、半ば押しかけ女房に。この後、
聞きつけたもう一人も同様なことになって。
前半は野ざらし、長家で二人も酔狂な輩がでるというのが面白い。全体呑気で愛嬌が
あって、軽いのが○。
柳枝「星野屋」
枕。末広で雲助師匠とよく話してた。浅草地下街、バイオハザード味あってさらに…。
その中でも旨い焼きそば屋と、最近できたやはり焼きそば屋の変なポスの話。
阪神ファン、優勝しないのに応援してたのに。ファンとしてあそこのファンは嫌い。
お話。大店・星野屋の旦那、囲っているお花に20両を差し出し、別れ話を切り出し。
資金繰りがたたず、老いて先がない故と。勢いで心中道行きをと申し出てしまった
お花だったが。
軽やかで、小気味のよい台詞の応酬が楽しい。
雲助「掛け取り」
枕。大晦日、今はのんびり、昔は忙しい。掛け取りの取ってこっか♪の声が
長家中に。
お話。大晦日、貯まった掛け取りの取り立てにくるが金がない。一計を案じた亭主は
相手が好きなことをやって煙に巻こうとする。
歌、喧嘩、浄瑠璃（音曲なし）、芝居（太鼓、三味線、銅鑼ら音曲付き）、三河漫才
とスタンダード。押し出し強く、形よく、シャレオツな「芝居」がさすがで拍手湧き。
[月間一覧］