[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠下北沢 シアター711（2023/12/30 1ステージ）
全指定 予約4000円 当日4500円
ぼんぼり「子ほめ」枕5+噺10分
黒酒「長屋の算術」枕5+噺13分
白浪「口入屋」枕4+噺17分
白酒「桃太郎」枕14+噺10分+一本締め3分
仲入り13分
こはく「よかちょろ」枕5+噺15分
白酒「富久」枕7+噺24分
2023/12/30(土)晴 2:00-4:28PM(79/休13/56)後方下手 客席満員(80人)
客層:ベテラン男性過半数、ついで20-30才女性。
客入れ：感染対策。手指消毒任意。椅子9列、奥側に通路がないのが難。女性トイレ
に列ができるのがこの会らしい。
ぼんぼり「子ほめ」
枕。鈴○の噺ガチャが巧く行きすぎてる疑惑の真相。今年の抱負は痩せること。
お話。褒めれば呑めると聞いたけど、ドジな始末。
元気いいぞう、熱意高い。
黒酒「長屋の算術」
枕。12/26は師匠の誕生日、何を贈るかであーだこーだと悩んだ末に。
お話。貧乏長屋と馬鹿にされている、悔しくはないのかと大家が店子達に聞くと
ネガティブポジティブにボケで返されてしまう。
語り口巧し。
白浪「口入屋」
枕。弟子4人と師匠の体型パワーバランス。ぽっちゃりに痩せの自分は劣勢。
お話。口入屋（職業紹介所）から美女が女中奉公にやってくる。番頭は夢遊病を
装い、夜這いに向かうが。
ドジで情けないが踏ん張る番頭が白浪のキャラに被って嫌悪感減少、悪くない。
白酒「桃太郎」
枕。情報が溢れてる、入れない方が楽。でも雲助師匠の国宝の件は。志ん朝、
小三治、米朝と流れがあって。他にも候補はあったろうけど、スキャンダルが
なにより恐いだろうから。まことしやかな情報は信じない方がいい。
お話。子供の方がモノを知っているという。
無軌道な大人（説明できずに「無の世界」でっち上げ）の変化が面白い。
こはく「よかちょろ」
枕。楽屋が寒い。一門が相撲部屋になっていく。
お話。花魁に入れあげて使いから戻らず、やっと帰った若旦那を大旦那は締め
上げるがヌラクラと。「山崎屋」の前半によかちょろ節を加えて独立させたもの
とか。
生意気な若旦那が地で行けるという。
白酒「富久」
枕。（前の噺を受けて）「山崎屋」はやりません。宅配をよく使うが食べ物は絶対
使わない。信用してない。染めてぬぐいの職人が少なくなって、複雑な柄は受けて
もらえないか、高い。出来映えも。
お話。酒が元で贔屓をしくじった幇間。八方ふさがりのところ、知り合いから
千両当たる富くじと聞いてこれを買い、神棚に仕舞う。その夜、市中に火事が起き、
贔屓の家へかけつけて、再び出入りを許されることに。一安心するもつかの間、
自分の長屋が火事。意気消沈のところ、富くじが当たり驚喜するが。
キャラ芝居濃いめ、しっかり。幇間の起伏に富んだ感情表現が見もの。
芝浜を落語っぽくやろうかと考えたが、どーでもいい。それより富久をなんとか
しようと。来年は考えが変わるかも。一本締めで仕舞い。
[月間一覧］